役所広司、磯村勇斗の驚異的な役作りに脱帽 広めの肩幅イジられ「肩を削っておけばよかった」

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2024年10月24日 19:22  ORICON NEWS

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映画『八犬伝』公開前日先行上映イベントに出席した(左から)役所広司、磯村勇斗(C)ORICON NewS inc.
 俳優の役所広司(68)、磯村勇斗(32)、パリオリンピックの男子柔道で金メダルを獲得した阿部一二三(27)が24日、都内で行われた映画『八犬伝』(25日公開)の公開前日先行上映イベントに登壇した。

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 役所は小説「南総里見八犬伝」を書き上げた滝沢馬琴、磯村は馬琴の息子である宗伯を演じ、阿部は応援ゲストとしてイベントに参加した。

 初共演だった役所と磯村。役所は「初めての共演なんですけど磯村くんの映画はたくさん見てますし、素晴らしい俳優さんだと思った。共演できて、ますます磯村くんという俳優さんの魅力を感じることができました」とする。磯村も「台本を開きまして役所さんが自分の父親の役だと…。共演できることを非常に楽しみにしていて。だからこそ憧れもあって現場では非常に緊張して臨んでおりました(笑)。ぜいたくで貴重な時間を過ごさせていただきました」としみじみと語った。

 磯村はハードな減量も。役所は「死に向かって日に日に痩せていく。内野(聖陽)くんと一緒に『痩せたね』と心配しておりました。最終日なんかは水も飲んでいなかった。このままあの世に行ってしまうのではないの、と」としながらも「磯村くんは肩幅広いので、さすがに肩幅だけは狭くならなかった」とにやり。磯村は「ちょっと肩を削っておけばよかったと後悔しています」と笑わせた。

 現場では、さまざまな話も。役所は「減量しているから食べ物の話はしちゃいけないんですけど『何を食べたい?』と。『ラーメン食べたい』と言っていました」と秘話を明かすと、磯村は「言ってましたね(笑)。回復食を食べた後にラーメンを食べました。とんこつラーメンだったんですけど、スープが染みました」と笑顔を見せていた。

 本作は、江戸時代に滝沢馬琴が小説「南総里見八犬伝」を書き上げるまでのバックストーリーや心の葛藤を描く【実】パートと、「八犬伝」の物語を描く【虚】パートを交錯させながら描く伝奇ロマンとなる。

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