来週にかけて前線停滞 雨脚が強まる可能性も 台風21号の動向注意 東海の週間天気

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2024年10月25日 12:20  日本気象協会

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日本気象協会

来週にかけて前線停滞 雨脚が強まる可能性も 台風21号の動向注意 東海の週間天気

東海地方は、来週にかけて、曇りや雨の日が多くなるでしょう。また、今日25日発生した台風21号の今後の動向にも注意が必要です。



●今日25日 午後はさらに晴れの範囲広がる


今日25日の東海地方は、朝まで雲が多く、雨の降った所がありましたが、次第に晴れのエリアが広がってきました。正午現在、名古屋市内もよく晴れています。
前線に伴う帯状の雲が、本州の太平洋側に広がっていますが、日中は雲がとれる所が多いでしょう。夕方にかけては、晴れ間の出る所が多くなりそうです。
また今夜は、再び雲が厚くなり、沿岸部の一部でにわか雨がある見込みです。ただ、雨は降っても範囲は狭く、短い時間で済むでしょう。洗濯物のしまい忘れには注意してください。


●土日の天気


明日26日から27日(日)も、前線が本州の南に停滞するでしょう。
明日26日は、前線に伴う厚い雲が、次第に東海地方にかかる見込みです。三重県南部は、一日雨が降りやすいでしょう。その他の地域では、沿岸部を中心に時々雨が降るでしょう。
27日(日)も、各地で雲が広がりやすく、所により雨が降る見込みです。

土日ともに日差しはほとんどなく、最高気温は25℃前後の予想です。日中は、半袖か薄手の長袖シャツなどで過ごせそうです。


●週間天気 前線停滞で曇りや雨の日が多い


週明け28日(月)以降も、前線が本州の南に停滞しやすく、本州付近に北上することもあるでしょう。スッキリと晴れる日はほとんどなく、曇りや雨の降る日が多くなりそうです。南からの暖かく湿った空気の流れ込みが強まって、前線の活動が活発になる可能性もあります。雨の降る時間や範囲は、最新の天気予報を確認するようにしてください。

最低気温・最高気温ともに、平年より高い日が多いでしょう。名古屋の平年の最低気温は12℃前後ですので、この時期としては朝晩はかなり暖かく、目立った冷え込みもなさそうです。


●台風の動向にも注意


今日25日、台風21号「コンレイ」が発生しました。大型の台風21号は今日25日午前9時現在、マリアナ諸島にあって、時速20キロで北西へ進んでいます。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m/sです。台風は今後、フィリピンの東へ進む見込みで、29日(火)頃から南西諸島にも影響が出てきそうです。

その先の台風の進路については、まだ定かではありませんが、進路次第では本州に影響が出ることもあるため、今後の台風の動向に注意してください。



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