田代まさし氏、前妻の死去に号泣　離婚後の会話明かす「だって悪いことしたわけじゃないですか」

元タレントの田代まさし氏（68）が25日までに、ジャーナリスト丸山ゴンザレス氏のYouTubeチャンネルに出演。今年3月に亡くなった前妻への思いを語った。

田代氏はこれまでに薬物事件などで複数回逮捕されたことで、親しかった芸能界の仲間や関係者たちばかりでなく、親戚たちからも絶縁状態にあるという。親戚宅などにも取材陣が押し寄せたことで「かみさんのお母さんから刑務所に手紙が来て『あなたのおかげで洗濯物が干せなくなりました』って。俺を取材陣がたたくのはいいんですけど、そこはお母さんとは関係ないじゃないですか。あと子どもたちとか。でも、そう思っていても芸能界のマスコミはそういうとこを取材にいきたがる。『どう思っていますか？』って。それでお母さん、洗濯物を干せなくなったらしいんですよ」と説明しつつ、「きつかった。でもしょうがないなと思いましたよ、俺が引き起こしたことだし」と振り返った。

1985年4月に結婚した一般女性の前妻とは、離婚後も親戚の葬式などで会う機会はあったものの、そうした場であらためて謝罪するでもなく「俺は冗談っぽくしか言えない、ちょっと口下手なんで。例えば、かみさんが吸ってる電子タバコを『ちょっと吸わせてくれる？』って言ってなめたり、（前妻が）『やめてよー』って言って子どもたちが笑ったり、そんな程度しか俺はコミュニケーションが取れないので…」と回想。「だって悪いことしたわけじゃないですか。（前妻は）辛い思いもして子どもたちのことも育てて来てるわけじゃないですか。できる限りのお金を送ったりはしましたけど、それだけじゃやっぱり…お金の問題じゃないじゃないですか。そういった部分では、亡くなる時、俺は大泣きしましたね」と後悔をにじませた。

田代氏と前妻との息子でミュージシャンの田代タツヤは今年3月、最愛の母が死去したことを自身のインスタグラムで報告。若かりし父母に抱かれた幼少期の写真も公開し、「父が逮捕されてからは辛い人生を歩んでましたが、ライブハウスで出会った仲間を自分の第二の子供達の様に思ったり、友達が沢山出来たと嬉しそうに遊びに来てました」と、明るい性格で人を楽しませることが好きだったという母をしのんでいた。