アナ・ケンドリック、子どもを持たない理由を語る　男性が使うフレーズに「嫌悪感を覚える」

　「ピッチ・パーフェクト」シリーズや『シンプル・フェイバー』に出演するアナ・ケンドリックが、子どもを持たない理由を語った。男性が家庭に抱くイメージに、反感を覚えるそうだ。

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　Peopleによると、アナはベストセラーになった2016年の自伝『Scrappy Little Nobody（原題）』でも「母親になることに向いていない」と書いており、子どもを持たないことをオープンに語って来たそう。

　そんな彼女が、この度Flow Spaceのインタビューで改めてこの考えを口にした。「最近、男性が将来的に子どもを持ちたいと語る時のフレーズについて考えているんです」と言うアナ。「男性たちは、『ああ、いつか2〜3人くらいの子どもたちが走り回っている日が来るかもしれない』とか言いますよね。でも、女性がそんなことを言うのを聞いたことがない！　あるイメージを思い浮かべるからだと思います」と述べた。

　彼女が言う「あるイメージ」とは、「仕事から帰ってきた男性が、かの有名なブリーフケースを床に置き、自分でカクテルを作っていると、ローラ・アシュレイのドレスを着た女性が庭にいて、周囲を子どもたちが駆け回っている。みんな白い服装で！」というもの。こうしたイメージに対し、アナは「ええと、あなたはどこにいるんですか？」と疑問をぶつける。

　「なんだか分からないけれど、このフレーズには、嫌悪感を覚える何かがあります。共働きにも関わらず、夫たちが、子育てを手伝いたいと言うのを聞いたときと同じです」と続けた。

　アナは自分の意見をママ友と共有したいと思うことがよくあるが、自分がその会話に参加するべきとは感じていないという。「いつも何か言いたいと思うけど、『まあ、私は子どもがいない猫好き女性だから、何も言わない』って感じ」と話している。