竜星涼「もし本当の妹がいたらうざいお兄ちゃんになるんだろうな(笑)」

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2024年10月26日 11:10  web女性自身

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「国内外を問わず、“潜入もの”はよく観ていました。自分もやってみたいという気持ちもあったので、とてもワクワクしています。毎回、いろんな特殊詐欺の手口が描かれるので、視聴者のみなさんへ警鐘を鳴らせたらいいなと思っています」



放送中のドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)で、父を殺した犯人に復讐するため、巨大犯罪組織に身分を隠して潜入する元警察官を演じている竜星涼(31)。正義感と行動力を併せ持ち、何よりも妹を第一に考えている兄・貴一は、自分との共通点も少なくない。



「思ったらすぐ行動して、まっすぐ突き進んでいってしまうところは貴一と似ています。ただ、僕はひとりっ子なので、きょうだいが欲しかった。特に妹ですね。だから今回、役のなかだけでも兄妹の関係性みたいなものを作れたらいいなあって思いますけど、実際に妹がいたら、きっと溺愛しますよ。とにかく心配しまくりで、妹にうざいって嫌がられるお兄ちゃんになるんだろうなあ(笑)」



劇中、激しいアクションも披露するため、動ける体を作って本番に備えた。



「最近はアクションをやる機会が少なかったので、久々に動けるようにしておこうかな、と。基本的には、日ごろから鍛えていますが、これまでの経験も含めてしっかり生かせたらいいなと思います」



また、2年前から始めたキックボクシングは、メンタルケアの一つになっている。



「趣味の域を超えて本格的にやっています。どんどんうまくなりたいという気持ちになりますし、今回のように仕事に生かされることもあります。それに、自分の好きなことをやるって、いちばんのストレス発散になります」



10月25日公開の映画『劇場版 ACMA:GAME 最後の鍵』での天才ギャンブラー役からNHKの大河ドラマ『光る君へ』の藤原隆家役まで幅広く演じる竜星。今、役者として面白いと感じることは?



「ありきたりですが、やはり、自分ではない人間を演じられることです。自分の興味がないこと、やったことのない仕事でも、その役をやるためにはいろいろ勉強をしなければならない。そのおかげで視野が広がり、多くの知識を得られます。あと、何よりも芝居をしているときに相手とつながることが楽しい。たまにあるんですよ。相手のリアクションに自分が勝手に反応しているような無我の境地を味わえるときが。その瞬間、役者はやめられないなあって思っちゃうんですよ」

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