【衆院選】躍進れいわ山本太郎代表「体調悪い。明日病院行きます」衆院は「ヤクザな場所」苦言も

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2024年10月27日 21:59  日刊スポーツ

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衆院選開票後、報道陣の質問に答えるれいわ新選組の山本太郎代表(撮影・狩俣裕三)

第50回衆院選は27日投開票され、れいわ新選組は公示前の3議席を上回る情勢が確実となった。


れいわ新選組の山本太郎代表は、午後9時過ぎに党の公式YouTubeチャンネルの生配信に出演。開口一番「体調悪いんですよ、今日。この会見終わったら終わりにしたいと思います。この後の集計などはキャンセルしてください。申し訳ございません」と謝罪。検査をしてコロナではなかったといい「明日病院に行きます」と語った。


衆院選の開票速報の受け止めについて聞かれると「確定もしていないのでなかなかコメントもしづらいというのが正直なところ」と話した。6議席獲得については「(3議席から)倍では足りないです。衆議院は一番ヤクザな場所ですから、小さな芽は早い内に摘んでおけと、発言時間はあまり与えられずヤジでつぶされる。はしたない場所ですから」と顔を曇らせた。


「体調悪いと辛口になって申し訳ない」と苦笑いしつつ、「予算委員会でも一番最低の質問時間になってしまう。一番下の質問時間と一番上って倍違う。これって大きくないですか? 衆議院6では足りない、より積み上がればいいのに」と語った。


裏金問題については「この30年の日本の没落、転落を作った政治に対してしっかりとジャッジをしてほしくて。自分の議員バッジのために組織票や企業献金になびいた結果、この国が没落に至った。政治とカネはその中の一部でしかない」とばっさり。「消費税はやめて物価高で苦しまれているときは減給給付をすぐする。まずは失われた30年の需要を取り戻していくと。何よりも先にやらなくてはさらに不況が来る」と熱弁した。


派閥裏金事件が響いた自民党は改選前の256議席を大きく割り込み、単独過半数を割ることが確実になった。石破茂首相が目標とした、与党で定数456議席の過半数(233議席)確保も、微妙な情勢に。立憲民主党や国民民主党は、議席を大きく伸ばすことが確実となった。

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