自民１３７議席、立民１１０＝「裏金」２１人落選【２４衆院選】

　衆院選は２８日午前１時現在、自民党が小選挙区で９３議席、比例代表で４４議席を獲得し、合わせて１３７議席となった。

　非公認を含め、自民派閥の裏金事件に関わった４６人のうち、２１人が落選した。自民は山形、群馬、鳥取、徳島、高知、熊本の６県で議席を独占した。

　公明党は１１人を立てた選挙区で１議席にとどまっている。北海道では議席を落とした。比例と合わせ１３議席。

　立憲民主党は選挙区で７１人が勝利した。比例を含め１１０議席で、公示前の９８議席を上回った。新潟では全議席を占めた。

　日本維新の会は地盤の大阪で１０選挙区を制し、京都でも議席を確保した。比例と合わせて２１議席。国民民主党は選挙区７、比例９の計１６議席で、公示前の７議席から倍以上となった。

　共産党は沖縄１区で議席を守り、比例でも５議席を得た。

　れいわ新選組は比例で６議席を獲得した。社民党は沖縄２区で議席維持。参政党は比例で議席を狙う。

　政治団体「日本保守党」は愛知１区で議席を獲得した。

　女性で当選を確実にしたのは３１人。