近畿 台風21号による影響は 11月スタートは雨の量が多くなる恐れ 週間予報

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2024年10月28日 12:43  日本気象協会

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日本気象協会

近畿 台風21号による影響は 11月スタートは雨の量が多くなる恐れ 週間予報

近畿地方では、今週は雨の降る日が多く、11月1日(金)〜2 日(土)ごろは雨の量が多くなる恐れがあります。台風21号は東シナ海で熱帯低気圧に変わる見込みですが、台風(熱帯低気圧)+前線による大雨には注意が必要です。



●台風21号の動向は 前線の活動を活発化させる恐れ


今日28日(月)午前9時現在、大型の台風21号がフィリピンの東を時速10キロの速さで西北西に進んでいます。このあと発達しながら北よりに進み、11月1日(金)に台湾付近を通過した後、進路を東よりに変えて、2日(土)午前9時には東シナ海で熱帯低気圧に変わるでしょう。
台風21号が熱帯低気圧に変わっても、本州付近に停滞する前線の活動を活発化させる恐れがあります。


●今週は雨の降る日が多い 31日(木)ハロウィーンは夏日の可能性も


この先一週間は、前線の影響を受けやすく、雨の降る日が多いでしょう。

今日28日(月)の午後は、全般に雲に覆われ、所々でにわか雨がある見込みです。
明日29日(火)は、近畿の南部から次第に雨が降り出し、夕方以降は広い範囲で雨が降るでしょう。雨脚の強まる所もある見込みです。最高気温は20度前後で、朝からあまり上がらないでしょう。
30日(水)の午前中にかけて広く雨が降りますが、午後は天気が持ち直し、31日(木)のハロウィーンにかけてはいったん晴れ間が出るでしょう。31日は、一部で最高気温が25℃以上の夏日になる可能性があります。

11月1日(金)〜2日(土)にかけては、前線が本州付近に延びるでしょう。台風21号が運んできた熱帯由来の湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になる見込みです。近畿地方は広い範囲で雨が降り、雨の量が多くなる所があるでしょう。最新の気象情報に注意し、雨の降り方など確認するようにしてください。
3日(日)は、はじめ雨が残りますが、天気は回復へ向かう見込みです。
4日(月)は、各地ともさわやかな晴れの天気で、お出かけ日和となるでしょう。



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