尾木ママ、与党過半数割れも逆に「ワクワク」 政策議論の活発化に期待「おもしろくなってきた」

0

2024年10月28日 16:00  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

尾木直樹氏(2023年10月撮影)

“尾木ママ”こと、教育評論家の尾木直樹氏が28日、大阪市内で、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に生出演。この日、衆院選で公示前より65議席減の大敗を喫した自民党総裁の石破茂首相が会見した内容を受けて、今後の政局の動きに「逆に、ワクワクしている」とし、言及した。


石破首相は会見で「極めて厳しい審判をちょうだいした。今回の厳しい結果は、自民党の改革姿勢への国民のみなさんの厳しい叱責(しっせき)と受け止めている」などと、率直に振り返った。


番組ではこの会見を生中継。これに、尾木氏は「石破さんは『心から反省し、生まれ変わる』とおっしゃいましたが、具体的にどう生まれ変わるのか。ポイントを出してない。理想論だけで」などと語った。


さらに「公明党さんと会談やって−と言いますが、公明党の代表、副代表さん、落選してますよね? どういう形態でやられたのかな? 変な感じだし」と言い、続けた。


尾木氏は「でも僕は、ワクワクしてるんですよ。なんか、おもしろくなってきたって」と話した。


実際、自民、公明両党の与党は計215議席で、過半数(233)を割り込んだ。立憲民主党は公示前から50増とはいえ148議席。5減らして38議席の日本維新の会、公示前4倍の28に躍進した国民民主党など野党をまじえ、政策議論が活発化していくとみられる。


このことを踏まえ、尾木氏は「僕なんかでも、政治に興味を持って、見つめていける時期がやってきたなあって。ワクワクしてますよ」と言い、政局を見守っていく思いを口にしていた。

    ニュース設定