29日(火)〜30日(水) 東海や関東を中心に本降りの雨 三連休は西日本で大雨か

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2024年10月28日 16:41  日本気象協会

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日本気象協会

29日(火)〜30日(水) 東海や関東を中心に本降りの雨 三連休は西日本で大雨か

明日29日(火)は東日本や西日本の太平洋側から雨の範囲が広がり、午後は雨脚が強まるでしょう。明後日30日(水)も昼頃まで雨雲のかかる所がありそうです。その後は一旦天気が回復するものの、三連休は西日本を中心に大雨になるおそれがあります。今後の情報にご注意ください。



●29日(火) 東海や関東は帰宅時間に雨脚強まる


今日28日(月)は二つの前線が北日本と本州の南岸をそれぞれ通過し、全国的にスッキリしない空模様でした。山陰や東日本を中心に雨が降り、北海道にも寒気に伴う雨雲がかかりました。

明日29日(火)は北日本に高気圧が張り出すため、北海道や東北はおおむね晴れるでしょう。一方、東日本や西日本の太平洋側には、高気圧の縁を回る北東の湿った空気が流れ込み、雲が広がりやすくなりそうです。太平洋側沿岸から次第に雨の範囲が広がり、夜は東海や関東を中心に本降りの雨になるでしょう。また、北よりの風が強まることで、冷たい雨になりそうです。朝から気温が上がりにくく、日中も肌寒く感じられるでしょう。お帰りの時間帯は傘が必須になりますので、雨具と上着を持ってお出かけください。


●30日(水) 午前中は広く雨 午後は天気回復


明後日30日(水)日付が変わる頃には、東北南部にも雨雲がかかり、30日(水)午前中は東海や関東、東北を中心に雨が降るでしょう。朝の通勤通学の時間帯も、一時的に雨脚が強まる所がありそうです。足元や見通しが悪くなることも考えられますので、十分お気をつけください。

その後、低気圧や前線は次第に本州から離れ、日本海から高気圧に覆われる見込みです。天気は回復傾向で、30日(水)午後は晴れ間の出る所が多くなります。日差しが届くことで気温が上昇し、最高気温は東海から西で25℃前後になるでしょう。


●三連休は台風21号から変わる低気圧に注意


31日(木)は広く晴れて日中は過ごしやすくなりますが、11月1日(金)から2日(土)頃にかけて、再び本州付近を前線が通過する見込みです。台風21号から変わる低気圧がこの前線に取り込まれることで、前線の活動が活発になるでしょう。全国的に雨が降りやすく、西日本では警報級の大雨になるおそれがあります。三連休は強まる雨や風にご注意ください。また、台風21号の今後の動向も、こまめに確認するようにしましょう。



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