「VIVANT」最終回リアル視聴人数は3300万人 作品賞グランプリ獲得でテレビドラマ復権を証明【東京ドラマアウォード2024】

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2024年10月28日 19:19  モデルプレス

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福澤克雄監督(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/10/28】28日、都内にて「東京ドラマアウォード2024」授賞式が行われ、ドラマ『VIVANT』(TBS)が作品賞<連続ドラマ部門>でグランプリを受賞。福澤克雄監督、飯田和孝プロデューサーが登壇し喜びを語った。

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◆「VIVANT」グランプリに喜び

飯田プロデューサーは、家族、スタッフ、社員など全ての関係者に感謝を述べ、「映画を超えるテレビということで、すごく予算もかかっております」とし、「世界に売れる作品、世界に伝えたい作品として評価していただけたことを本当に嬉しく思います」とコメントした。

福澤監督は「本当に当たってよかった」と一言。「結局当たんないとめたくそ言われるのがこの世界なので、本当に当たって、またこんな賞をいただいて、迷惑をかけたTBSに『こういう賞を取りました』って報告できて嬉しいです」と安堵した様子だった。

また「このドラマを作ったのは、映画を超えようなんて一切思ってないんです。とにかくテレビの復権。みんな配信だとか言ってますけど、どうにか面白いものを作れば、テレビを観てくれることは今回証明できましたので、最終回もリアル視聴が3300万人と出ましたのでね、テレビの皆さん、面白いもの作っていきましょう」と熱く呼びかけた。

◆「東京ドラマアウォード2024」

今年で17回目の開催となる本賞は、従来のアウォードで重視されてきた“芸術性”“番組の質の高さ”といった基準とは異なる、“市場性”“商業性”に焦点を当て、“日本人として海外にみせたい”と思う魅力あるドラマを表彰している。

作品賞<連続ドラマ部門>グランプリは『VIVANT』(TBSテレビ)、優秀賞は『舟を編む 〜私、辞書つくります〜』(NHK)、『燕は戻ってこない』(NHK)、『不適切にもほどがある!』(TBSテレビ)、『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ)。また、作品賞<単発ドラマ部門>グランプリは『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(NHK)が受賞した。

個人賞は、主演男優賞『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』の草なぎ剛、主演女優賞『燕は戻ってこない』の石橋静河、助演男優賞『アンメット ある脳外科医の日記』の若葉竜也、助演女優賞『燕は戻ってこない』の内田有紀、脚本賞『不適切にもほどがある!』の宮藤官九郎、演出賞『不適切にもほどがある!』の金子文紀が受賞。主題歌賞はCreepy Nuts『二度寝』が受賞し、『不適切にもほどがある!』が全4冠獲得した。(modelpress編集部)

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