俳優遠藤憲一(63)主演のテレビ朝日系ドラマ「民王R」(火曜午後9時)の第2話が29日に放送され、平均世帯視聴率が3・7%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は2・1%だった。
同作は人気作家池井戸潤さんの小説が原案。15年に同局が初映像化し、9年振りの「Return(リターン=再来)」となる。前作は遠藤演じる現職総理大臣の武藤泰山とおバカな息子、翔(菅田将暉)の心と体が入れ替わるという、前代未聞の大珍事を描いた。今作でも再び総理大臣の座に就くが、入れ替わりの対象は全国民。毎回、総理大臣が国民の誰かと“Random”に入れ替わる奇想天外なストーリーとなる。新キャストでなにわ男子大橋和也(27)あの、山時聡真(19)が登場する。
◆第2話のあらすじ
引退を間近に控えながらも、派閥のドンである二木正一(岸部一徳)からの要請で、再び総理大臣の座に就くことになった武藤泰山。しかし、またしても入れ替わりが発生! 新たに秘書となった冴島優佳(あの)と中身が入れ替わってしまったのだ。
公安の新田理(山内圭哉)猫田マモル(山時聡真)の調べによると、今回の入れ替わり対象は「全国民」だという。こうして再び未曽有のテロに巻き込まれることになった泰山を次なる入れ替わりが襲う。
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総理執務室で頭痛に見舞われた泰山は、気が付くと山中でシャベルを片手に立っていた。目の前には両手を縛られ頭から血を流して、ぐったりと木にもたれかかる1人の男。「まさか俺は、殺人犯と入れ替わってしまったのか!?」。周囲をこわもての男たちに囲まれていることに気付いた泰山は、シャベルを投げ捨て、一目散に逃げ出すのだった。
その頃、泰山と入れ替わった木下直樹(曽田陵介)は、“カリヤン”こと狩屋孝司(金田明夫)田中丸一郎太(大橋和也)優佳らと入れ替わりの対策本部にいた。よもや目の前にいる泰山の中身が別人だとは思いもしない田中丸らだったが、何を言われても「ああ…」としか返答しない泰山に業を煮やす3
一方、追っ手から逃れた(入れ替わった)泰山は、無一文な上に連絡手段も見つからぬまま、ひたすら総理官邸を目指して走り続けていた。
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