上坂樹里、中央労働災害防止協会「年間標語」「安全衛生」ポスター起用「全然、健康を意識して」

女優上坂樹里（19）が、中央労働災害防止協会（中災防）の2025年の「年間標語」と「安全衛生」のポスターに起用された。明日11月1日から25年10月末までの1年間。

「年間標語」は「安全は　働くみんなでつくるもの　働くみんなを守るもの」。上坂は「起用していただけて、すごくうれしいです。どうして私を選んでいただけたのかなって。ちょっと驚いているのが正直なところです。選んでいただけたからには、しっかりと自分の役目を果たせるように頑張りたいなと思います」。

中央労働災害防止協会については「今回初めてお聞きしました。安全や健康って、自分で気を付けることはもちろんなんですけど、そういう協会があるっていうのを初めて知りました。職場にいたりすると、自分たちの安全、健康は、そういう協会の方々に守られているんだなって言うことが分かりました。少しでも貢献できるように意識したいと思いました」。

「安全衛生」のポスターでは「声かけあって安全作業」のテーマで「今日も1日安全に！」と呼びかけている。「仕事が忙しかったり、毎日大変だったりする、周りが見えなくなってしまう。ちょっと1回、深呼吸してリフレッシュする時間を使ったり、安全とか健康に改めて意識して過ごしていただけたらと思います」と話している。

上坂は、小学6年の時にモデル募集のオーディションがきっかけで芸能界入り。「アナウンサーになりたいと思ったのですが、初めてファッション誌を読んだ時にモデルさんがキラキラ輝いていて、憧れを抱くようになりました。三姉妹の末っ子なので、洋服もお下がりを着ていて、かわいい洋服をいっぱい着てみたいと思いました」。

今年7月期のフジテレビ系連続ドラマ「ビリオン×スクール」では、いじめを受けて「やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ」の生徒が集まった“底辺クラス”に自ら志願した女子高生を演じて注目を集めた。「初めての連続ドラマ、初めての学園もので、同世代の出演者に囲まれて毎日刺激をもらいながらお芝居をするのが楽しかったです。とてもいい時間をすごすことができました」と振り返っている。

◆上坂樹里（こうさか・じゅり）2005年（平17）7月14日、神奈川県生まれ。17年エンタメコンテスト「キラチャレ2017」でモデル部門の審査員特別賞受賞。19〜21年「南青山少女隊」。19年雑誌「Seventeen」専属モデル。21年配信ドラマ「そらぞら」で女優デビュー。160センチ。