主将の一振りが効いた!勝利を呼び込んだ牧秀悟の3ランに五十嵐氏「バントかもしれないって頭をよぎったと思うけど…」

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2024年11月01日 06:21  ベースボールキング

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4回、3ランを放ち、跳び上がって喜ぶDeNA・牧。手前はソフトバンク・前田純=みずほペイペイドーム(C)Kyodo News
 DeNAがソフトバンクに快勝。対戦成績を3勝2敗とし、日本一にリーチをかけた。

 DeNA打線は3回、ソフトバンク先発の大関友久から筒香嘉智のタイムリーで先制すると、4回には桑原将志と梶原昂希の連打から牧秀悟の3ランで加点。DeNA先発のアンドレ・ジャクソンは7回被安打3、無失点の快投でソフトバンク打線を翻弄すると、9回には桑原将志の押し出し死球に、梶原昂希のタイムリー二塁打で3点を挙げダメを押し、7−0で大勝した

 三浦監督も「牧がほんとに大きなスリーランを打ってくれた」と感謝の牧秀悟に対して、31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した五十嵐亮太氏は「短期戦決戦に入って、牧選手は結果が出てない。なので、バントの可能性もあったと思うんですね。本人も若干、もしかしたらあるかもしれないなっていうのは頭をよぎってたのかなと思うんですけれども、そうじゃなくて打てという方向になっていたので。こうなるとバッターとしては、結果を残してない自分に対してここで打てっていうので、ベンチの気持ちがすごく熱く伝わったんじゃないのかなと思うんですよね」と話し、

 続けて「だったらもうなんとしてもこのチャンスで打ってやろうって気持ちになります。バントじゃなくて打たせたっていうところが、牧選手のこういった結果に繋がったし、こういったホームランが生まれると、この先にも繋がっていくじゃないですか。今日をきっかけにね、牧選手の調子が戻ってくるんじゃないかなって思えるようなホームランでしたね」とベンチの信頼が、キャプテンのバットを蘇らせたのではと推測。
 
 もう一人の解説者の高木豊氏もベンチの強攻策に「打つ方も怖いんですよ、ここでダブルプレーを打ったらとか。でも、それをほんとにフルスイングで不安を拭い去っていったというかね。打席での気持ちの座り方が素敵に見えました」と精神面のタフさに舌を巻いた。

 打率は低くとも結果を残す牧の勝負強さは、最高峰を目指す試合でも輝いていた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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