SKY-HI率いるBMSGの独自性&理念を徹底深堀り 『日経エンタ』表紙&29P大特集

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2024年11月01日 08:00  ORICON NEWS

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『日経エンタテインメント!』2024年12月号表紙
 11月1日発売のエンタメ誌『日経エンタテインメント!』12月号(日経BP)が、SKY-HI率いる「BMSG」を表紙と巻頭特集29ページで大々的にフィーチャーした。BE:FIRSTやMAZZELら所属アーティスト12人の撮り下ろしやクロストーク、SKY-HIへのインタビューを通して、設立5周年を迎えたレーベルの独自性や理念を深掘りしている。

【写真】BE:FIRST、MAZZELら…BMSGオールキャスト

 巻頭特集は表紙に登場した12人を3組に分けてのクロストークからスタート。SKY-HI×REIKO×NAOYA(MAZZEL)×KANON(BMSG TRAINEE)の4人は、MAZZELを生んだオーディション「MISSIONX2」が共通項。お互いを近い距離で見ていたからこその温かい雰囲気で座談は始まり、エモーショナルな会話が繰り広げられた。“誰の才能も殺さない”という信念のもと、お互いを認めて高め合える環境が用意されているBMSGへの感謝を口にする3人に対し、「これさ、俺がいないところで話してくれたらいいのに。聞いてて恥ずかしくてしょうがない」と、SKY-HIが思わず照れる一幕も。

 一方、「これは収束不可能では!?」とインタビュアーをヒヤヒヤさせたのが、Novel Core×edhiii boi×JUNON(BE:FIRST)×RUI(BMSG TRAINEE)チーム。プライベートでも近い間柄の4人ゆえ、「JUNONくんとはあまり話さないです。普通に仲悪いんで(嘘)」(RUI)、「edhiiiとは話すまでいかないっていうか。BMSGいい人いっぱいいるんで」(JUNON)などなど、メンバーが爆笑しながらのマシンガントークがさく裂。しかし、RUIが挑むオーディション「THE LAST PIECE」の話になると、「それを知ったときは僕も泣いちゃいました。いろんなものと向き合って戦ってきたここ数年間だったと思うので」(Novel Core)と、お互いへのリスペクトも明かした。

 Aile The Shota×SOTA(BE:FIRST)×SEITO(MAZZEL)×TAIKI(BMSG TRAINEE)は、4人がともに得意とするダンスの話からスタート。「THE FIRST」で一緒だったAile The ShotaとSOTA、TAIKI、ダンサー時代からの知り合いとなるSOTAとSEITOなど、共通の時間を長く過ごした4人からは、お互いが影響を受けたエピソードが次々と飛び出した。さらにBMSG POSSEの活動やBMSGの未来にまで話は展開。「BMSGがボーイズグループの事務所ではなく、いい音楽を作る事務所として存在するために、POSSEが突き抜けることは必要不可欠」(Aile The Shota)、「事務所ごと世界に連れて行こうと本気で思ってます」(SOTA)と、今後の活動への思いも語っている。

 本特集ではBMSGの先進性を探るため、社内外の関係者による証言も多数掲載。「SKY-HIイズムが各アーティストに落ちている」と言うのは、BE:FIRST『Mainstream』ほかBMSGの楽曲を多数制作している音楽プロデューサーのRyosuke“Dr.R”Sakai氏。音楽誌『MUSICA』発行人で音楽フェス「VIVA LA ROCK」などを主催するFACT代表取締役の鹿野淳氏は「誰もやらなかったことを本気でやる」とBMSGの姿勢を評価する。このほか、「音楽業界を持続不可能にしないための提言」をSKY-HIとともに作り上げたTBWA\HAKUHODOの細田高広氏、ストリーミングサービスを手掛けるSpotify Japan音楽部門の芦澤紀子氏にも、BMSGとの仕事を通じて感じた印象を語ってもらった。

 さらに、「彼らの“目指したい自分”の実現をサポートする」というBE:FIRSTのチーフマネジャーを務める松尾泰成氏、「愛を持って1人ひとりに接する」という育成担当のMoney氏と、BMSGスタッフ2人も直撃。「才能を育てる」「個性を生かす」ことを強みとするBMSG流マネジメント&育成術を明らかにしていく。

 特集の締めを担うのは、SKY-HIのスペシャルインタビュー。BE:FIRST初のドーム公演、MAZZELの初アリーナ公演、ソロアーティストのクルーであるBMSG POSSEの始動、そして自社ビルの購入など、設立以来のビジョンを次々にかなえた1年を振り返りつつ、BMSGと所属アーティストの現在地をからった。設立時から“1つの節目”と考えていたという5周年を前に、「これからはますますチームプレーが求められていくだろう。改めてその組織の素晴らしいキャプテンであろうと覚悟しています」と、未来を見据えた決意も明らかにしている。

 このほか、「実は××が大好物で…」など各マネジャーがこっそり教えてくれたTMI(=Too Much Information)付きの全アーティスト&トレーニー名鑑、ダンススタジオにジム、サウナまで完備した新社屋潜入リポートなどのお楽しみ企画も用意。15日に公開されるBE:FIRSTのライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE-MEANT TO BE-』のオ・ユンドン監督も登場し、映画の見どころと監督が見たBE:FIRSTの魅力を語っている。

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