【写真】金髪になった高校時代の歩(高松咲希)
糸島フェスティバルの打ち上げで酔っ払った父・聖人は、歩が高校生の頃に同世代の女性を突き飛ばしてケガを負わせ、警察沙汰になったことを思い出していた――。
警察署から家に戻ってもなお、反抗的な態度をとる高校生の歩(高松咲希)に、聖人は「どんなことがあっても暴力を振るったお前が悪い!」と言い放つ。「もういい」と部屋に戻ろうとする歩の手をとる聖人。そんな父親に歩は「マジ、ウザい」とポツリ。思いも寄らない言葉に、聖人は「なんや、ウザいって。ウザいってあの…まさか、あの“ウザい”か!?」と逆上し、思わず手をあげそうになってしまう。
そして現在、糸島フェスティバルの打ち上げが続く米田家では、さらに酔いが回った聖人が「冗談やなかばい!」と絶叫。驚いて居間に向かった結の前で、聖人は1995年の神戸で大地震に遭遇したものの、被災直後に糸島へ避難して復興の力になれなかったこと、避難所で働くことを最優先し、親友を亡くした娘の歩や幼い結を十分ケアできなかったことへの後悔を打ち明ける。
さらに永吉(松平健)からは常々“お前はクソ真面目すぎてつまらん”と言われ続けてきたことを思い出した聖人は「そうたい! 俺はつまらんクソ真面目なバカぞうたい!」と憤慨しつつ「やけど、歩ばなんとか…なんとかしたかったんよ!」と声を振りしぼる。そして「歩がグレたん、俺のせいたい…」と語り、ギャルと仲良くなった結についても「結まで不良になって…俺はもう父親として情けんなか…」と天を仰ぎながら涙を流すのだった…。
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