X(Twitter)に投稿された富士市から見た“早朝の富士山”が、葛飾北斎の「赤富士」みたいだと、記事執筆時点で120万回以上表示され、4万件を超えるいいねを集めています。
●これが葛飾北斎が見た「赤富士」か……
投稿者は写真家のハスカップ07さん。これまでにも富士山越しのアトラス彗星や、スカイツリー越しのスーパームーンなど数々の素晴らしい写真を投稿し話題となりました。
今回ハスカップ07さんが投稿したのは、葛飾北斎の名所浮世絵「富嶽三十六景」の1つで、通称「赤富士」の名で知られる「凱風快晴」(がいふうかいせい)にそっくりの絶景写真です。
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この赤富士という現象は、普段は青く見える富士山が、晩夏から初秋にかけての夜が明けきらない早朝に、朝焼けで真っ赤に染まって見える状態のことをいいます。登山用語では「モルゲンルート」とも呼ばれているそうです。
●アーケードや電線と融合した現代の赤富士
写真は富士駅方面から撮影されたもので、赤富士を背景に富士市の富士本町通りのアーケードや信号機などが融合した構図になっています。現代の浮世絵に「別々のふたつの世界が重なったように見えます」「令和版 富嶽三十六景」との声も。もし現代に葛飾北斎がいたらこんな浮世絵を描いていたかもしれませんね。
●思ったよりも赤富士だったことに反響
この投稿にはほかにも「本物の赤富士だ!」「画像の処理をしなくてもこんな風に見えるのですか?」「それにしても、北斎の目はほんと凄かったんですね…」「浮世絵の富士山って誇張じゃなかったのですねー素晴らしい!」「地元民でも、うっとりのレベルです!」といった、たくさんのコメントが寄せられていました。
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