三菱自動車は、スポーツ用多目的車(SUV)のプラグインハイブリッド車(PHEV)「アウトランダーPHEV」を大幅改良し、東京都内で1日、報道陣にお披露目した。バッテリーを刷新し、電気のみでの走行可能距離は100キロを超えた。内装や見た目の質感も向上。日本では10月31日に発売しており、来年以降に欧州や北米などグローバル展開を予定している。
アウトランダーPHEVは2013年、世界初のSUVタイプのPHEVとして発売した主力車種。今回の新型ではヤマハと共同開発した高音質のオーディオシステムも搭載した。国内発売前に3400台の注文があったという。
希望小売価格は526万3500〜668万5800円。加藤隆雄社長は「脱炭素を支援する最高傑作だ」と強調した。