【高校駅伝】中越が王座奪還で3年ぶり18度目の頂点 3区丸山展「ほっとしている」/新潟予選

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2024年11月01日 22:00  日刊スポーツ

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優勝のゴールテープを切る中越アンカーの川上

<全国高校駅伝・新潟県大会>◇1日◇デンカS周回コース◇男子区間42・195キロ



中越が2時間8分52秒で3年ぶり18度目の優勝を決めた。全国大会は12月22日に京都で行われる。


2位に4分10秒差をつける“ぶっちぎりV”で、王座を奪還した。1区から首位をキープ。3区丸山展(2年)が、2位に1分差以上引き離す力走を見せた。「チームの目標としていた優勝と都大路出場を達成できて、ほっとしています」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。


安心の裏には、苦い経験があった。昨年は1年生ながらアンカーを託され、首位でたすきを受けたが、最終盤にひっくり返された。「その時は何も考えられなかった」。苦しいことがあれば、いつも昨年の敗戦を思い出した。「自分を奮い立たせる意味で。しっかりやらないと先輩たちにもいい報告が出来ない」。強い覚悟で挑み、優勝の立役者となった。


ただ自身の内容については「目標としていたタイムは出せなかった」と納得はしていない。「都大路までに修正したい」。念願だった舞台で挽回する。【大島享也】

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