俳優の菜々緒が主演し、塩野瑛久が共演するテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『無能の鷹』(毎週金曜 後11:15)のスピンオフドラマ前編『はじめてのまうんと』編が、きょう1日深夜0時15分よりTELASA(テラサ)で独占配信される。ドラマ本編では決して見ることがない鷹野ツメ子(菜々緒)&鶸田道人(塩野)の貴重な“ラブビジュアル”が初解禁された。
【場面写真】色気ダダ漏れな菜々緒 大人の色気たっぷりに、鶸田を抱き寄せる鷹野。本来の菜々緒&塩野の実力をまざまざと見せつけられるような、エロスと大人の危険に満ちあふれた、インパクトのあるビジュアルとなっている。
そんなスピンオフドラマの前編『はじめてのまうんと』編では、ドラマ本編では描き切れなかった、ファンの間で語り継がれる原作コミック3巻に収録の神回を実写化。脚本は本編に引き続き、根本ノンジ氏が手掛ける。
本日も優雅にコーヒーを飲み、ゆったりとお笑いの動画を鑑賞するなど、一見、デキそうなオーラを全身にまといながら、なにも内容のないモーニングルーティンをこなすも、実は鶸田との打ち合わせをすっかり失念してしまっていた、超絶無能な鷹野。しかし、それでもエレガントに微笑み、「無能ですが、何か?」と言わんばかりの鉄のメンタルはスピンオフでも健在。
そんな、“有能”に見える女【鷹野】ד無能”に見える男【鶸田】の最強タッグがプレゼンに訪れた先で、ライバル会社の桃井(岡田結実)&柿沼(宮崎秋人)と鉢合わせしてしまう。
柿沼と桃井は、鷹野を鶸田のデキる上司だと勘違い。やがて、鷹野の無能ぶりが勘違いのループを生み出して、いつしかマウンティングバトルがスタートする。「マウンティングバトルを仕掛けて、我々に諦めさせようって魂胆」と、鷹野の挑発を受けて立つことにした柿沼・桃井だが、状況を理解しきれていない鶸田に「なんか向こうの人、ピリついてる?」と聞かれた鷹野の返答は、まさかの答えだった。
最初こそ、ビジネスにまつわるマウントの取り合いを行っていた彼らだが、やがてはウォーターサーバー飲み放題?トイレの温水便座の水圧が強い!?挙句の果てには、会社の屋上でのUFO目撃談などと脱線しまくり。
マウンティングバトルは、ボクシングのラウンドのインターバルのように、互いの陣営でコソコソ話すなど、演出の仕掛けも絶妙。さらには、鷹野とライバル会社とのやりとりを俯瞰的に見つめる鶸田が大成長を遂げる。終盤では、会社に戻ってからの鷹野&鶸田の微笑ましいやり取りも見られ、短編作ながら観ごたえ十分となっている。