先日おこなわれた「第50回衆議院議員総選挙」。実はあの日、全国3カ所にあるキッザニアでは子どもたちによる衆議院選の模擬選挙がおこなわれていました。
子どもが対象だからといって侮るなかれ、その内容はかなり本格的です。近年では投票率の低さが話題になっていますし、子どものうちから投票に慣れておくのって大事かも……!!
【選挙をリアルに体験】
2024年10月24日から衆議院選当日となる10月27日まで、キッザニア東京、キッザニア甲子園、キッザニア福岡で開催された「キッザニア模擬選挙」。各会場に投票所を設けて、実際の投票とほぼ同じ方法で投票をおこないました。
■「キッザニア模擬選挙」の特徴
・3歳〜15歳まで参加できる
・比例代表方式で実在の政党に投票する
・自治体でも実際に使用している投票箱を使用
・投票用紙を受け取る機械や記載台もほぼ実物と同じ
・投票開始前には実際の選挙と同じく「ゼロ票確認(※)」をおこなう
※投票が始まる前に最初に投票する選挙人(投票者)に施錠されていない投票箱の中を見せて、何も入っていないことを確認すること。
さらに会場には、実際の政党のポスターやマニフェスト、重点を置いている政策などを掲示したそう! 投票の前には「国会」「衆議院・参議院」「衆議院議員総選挙」「政党」などについて学ぶこともできたといいます。
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【子どもたちの感想】
キッザニアでは、2012年から国政選挙の時期に合わせて「キッザニア模擬選挙」を開催しており、キッザニア福岡では今回が初めての開催となりました。模擬選挙に参加した子どもたちからは
「緊張したけど、実際にやってみたら楽しいのがわかった」
「選挙があるときは投票に行きたいと思う。自分の住んでる国がよくなると嬉しい」
「大人になったときには(公約の内容が)もっと分かるようになっていると思うから、より考えて投票したい」
といった感想が集まったそうです。子どもたちの声を見るかぎり、有意義な時間だったことは一目瞭然ですし、「選挙ってなんか難しそう・大変そう」という先入観を打ち破るきっかけにもなったことでしょう。
選挙は決して難しいことではなく、5分もあれば投票が完了します。そのことを身をもって教えるためにも、お子さんがいる人は参加してみるといいかもしれません。
参照元:キッザニア、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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