シンガー・ソングライター小田和正(77)が2日、東京・日本武道館で開催された、いきものがかり25周年記念ライブ「いきものがかり 路上ライブat武道館」にゲスト出演した。
アンコールで登場した吉岡聖恵(40)水野良樹(41)。ステージ上のピアノには2つのイスが用意されていた。水野の「何でイスが2つあるのでしょうか…」に客席はどよめいた。「1人尊敬する人が特別に駆けつけてくれました」で小田がステージに姿を見せると、客席は総立ちとなり、大歓声で迎えた。
大きな花束を2つ抱えて登場した小田は、笑顔で2人に花束を贈呈した。
水野は「いきものがかりがまだライブをやってもお客さんも集まらなかったころに、『クリスマスの約束』に呼んでもらえるとは思わなくて」と振り返った。 「デビューよりも、大きなライブが決まるよりも、一番うれしかった」とし、「そばで見させてもらった景色はいつも僕らの背中を押してくれました」と話し、小田の存在の大きさを明かした。
また、水野は小田のデビュー50周年をお祝いするメールを送ったが、小田からの返信が「君のメールで知りました」というエピソードを紹介。小田は「水野はうれしくなるようなメールをくれる。老人殺し」と笑うと、「良い歌をいっぱい書き続けて、聞かせてください」とエールを送った。
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コラボした「SAKURA」では、小田が曲入りのハモりパートをミス。「すみません」で再度やり直す、珍しいシーンもあった。
「SAKURA」と小田の曲「君住む街へ」の2曲を披露。客席は、永遠に続くかのような長い拍手で感謝を表した。
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