元日テレの政治ジャーナリスト青山和弘氏「参院選まで続けることはない」石破首相の今後を推測

元日本テレビ政治部記者で政治ジャーナリストの青山和弘氏が3日、フジテレビ系「ワイドナショー」（日曜午前10時）に出演。先月27日に投開票が行われた衆院選で惨敗した自民党総裁の石破茂首相の今後について推測した。

過半数割れとなった自民党内では「石破下ろしの流れにはなっていない」と説明。「党内は弱くなってきているんですけど、石破さんを変えて新しい人になっても、少数与党で今度はその人が苦労しないといけないので、石破さんを下ろそうという事にはなっていない」と解説した。

一方で「参院選まで石破さんが続けることはない」と推測。「内閣不信任案がどこで通るかわからないので、その際に総辞職の可能性もある。予算を通す段階で、国民民主党が来年3月の本予算まで賛成するかはわからない」とした。

続けて「予算と引き換えに退陣の可能性もありますし、その頃には自民党は“参議院選挙はあなたじゃ戦えないから”という理由でそこまで石破さんにやってもらって顔を変えて、参議院選挙で勝てると思ったら衆参ダブル選挙もあり得る。衆議院で取り返せる可能性も出てきますから。あとは連立を組めるかどうかですね」と主張した。