2017年の放送開始から馬券を買い始めたという宮島咲良さん。今年のスプリンターズSを穴馬ルガルの単勝馬券で的中させるなど、ネット上では予想上手が取りざたされることもしばしばあるが、「まだまだ素人です！」とかなり無理のある反論をされた(笑)。
「スタジオには隣の東(幹久)さんを始め、スタッフさんも強烈な競馬猛者たちの集まりですので、いつまで経っても私の予想術なんて未熟で恥ずかしい限りです。ただ、心がけているのは番組が始まった時から、出来る限り馬券を買ってレースに参加しようということ。放送している日曜日はもちろん、土曜日や交流重賞などは出来る限り買っています。収支の話は別の機会にお願いします(笑)」
それでは早速4競走あるので、各レースについて注目馬を聞いてみた。まずはJBCクラシック。
「初めて馬券を買ったのは17年からだったのですが、競馬との縁でいうと14年の冬を思い出します。そのころ、ラジオのお仕事で毎週共演していたのがDr.コパさん(馬主名義は小林祥晃)。ある日、今までに見たことがない満面の恵比須顔でスタジオに入ってこられたのですが、その理由を聞くと前日所有馬がGIを勝ったからだと教えてもらいました。そう、あのフェブラリーSをコパノリッキーで勝たれた翌日にお会いしたのです。
16番人気で単勝272.1倍。私が穴党になった理由は、そこから始まっていたのかもしれませんね(笑)。そんな思い出のコパノリッキーが連覇しているのがJBCクラシック。そこで私の本命は、コパノリッキーがJBCクラシック2度目の優勝をしたときに乗っていた武豊騎手のノットゥルノ。ダート戦線で実績ある馬が多数出走してきますが、今年の佐賀記念の強さを見ても、コースとの相性はナンバー1。人気的な妙味もありそうです」
続いてはJBCレディスクラシックについてです。
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そして、門別競馬場で行われるJBC2歳優駿。
「ホッカイドウ競馬所属馬を狙いたいと思います。話は変わるのですが、私はアシスタントを務めて初めてのクラシックが17年の桜花賞でした。そのときに馬券を当てられたのが、今まで競馬好きを続けられている1つの理由だと思っています。勝ち馬はレーヌミノル。その後、牧場に会いに行かせてもらったりとか出来たのですが、そんな思い入れタップリのレーヌミノルの仔グローリアミノルが、JRAからホッカイドウ競馬に移籍して先日初勝利を挙げたんです。それが自分のことのように嬉しくて…。そんな理由で申し訳ないのですが、今年はホッカイドウ競馬への思い入れが強い。本命は4連勝中のリコースパローにします。連勝馬は負けるまで追いかけた方が良いというのも、この７年間で得た教訓。強豪JRA勢を封じ込める姿を期待します」
最後はJBCスプリント。今年は1400m戦で争われます。
「ここはチカッパにします。史上初めて佐賀競馬場、すなわち九州地方でのJBC開催となるわけですが、私も社会人としてのスタートは福岡県でした(九州朝日放送アナウンサー)。そこで聞いた博多の方言が“ちかっぱ”。3年しか居ないので詳しく解説できないのですが、同年代の人たちも日常的に使っている言葉でした(※博多弁でとてもの意味。『力いっぱい』を略した言葉)。そんな九州に縁のある名前の馬が、佐賀競馬場で勝つのも絵になると思います。ちなみに、私の佐賀県の一番の思い出は呼子のイカですね。本当に美味しくて、よく食べに行きましたので、JBCに行かれる方はぜひ行っていただきたいです！」
どのレースも配当妙味を含めて紹介してくれた宮島咲良さん。『4つのうち1つでも単勝当てたら回収率100%超えますね』と伝えると笑顔で対応してくれたが、その目の奥は4レースコロガシで回収率数万%を狙っている様子でした。
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