11月3日、栃木県茂木町に位置するモビリティリゾートもてぎでスーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300KM RACE』の決勝が行われた。レース後、2024年シーズンの“実質7戦目”として開催された今大会を制した88号車VENTENY Lamborghini GT3の小暮卓史と元嶋佑弥が会見に登場し、決勝を振り返るとともに最終戦鈴鹿への意気込みを語った。
■元嶋佑弥/第1スティント担当
「まさか本当に優勝できるとは思っていなかったのですが、チャンピオンシップ争いに残るためには65号車(LEON PYRAMID AMG)の前でゴールしないといけなかったので、ここで優勝できてよかったという気持ちが強いです」
「自分のスティントを振り返ると、予選で17番手と沈んでしまい(4番手スタートの)65号車LEONがとても遠くに感じました。65号車目掛けて死に物狂いで追いつかないと! という想いが、結果としてたくさんオーバーテイクできたことにつながったと思います」
「小暮選手にバトンを渡す前に上位につけることができてよかったです。スティントの後半は結構自信を持って走ることができました」
「(最終戦への意気込み)シリーズチャンピオンを意識していきたいです! ランボルギーニでここまで争えるのは初めてだと思います。長年このチームを運営されてきた則竹(功雄)監督に最高の想い出をプレゼントしたいです」
■小暮卓史/第2スティント担当
「これで今季3勝目。すごく嬉しいです。予選の順位からは、まさか優勝できるなんて思ってなかった。元嶋選手も頑張ってくれて、彼のスティント後半は見ていてすごく期待がもてました」
「(自身のドライブ中にトップに立ったあと)レースの終盤は自分のペースを守って走っていました。これで最終戦に向け、チャンピオン争いを繋げることができたのでとてもいい週末だったと思います」
「(最終戦への意気込み)則竹監督を含めチームがすごく頑張っているので、皆に報われてほしい気持ちでいっぱいです。チャンピオンを獲っていい思いをしてほしいです。レースは毎回ベストを尽くすだけなので、最終戦もいいレースができることを期待しています!」