【写真】山本舞香が堤幸彦原案・演出ドラマで主演! 共演に岡山天音、平野綾、佐藤二朗
本作は、名古屋市出身の堤幸彦が原案と演出を手掛け、多くの企業が創業の地とし農業も盛んなニッポンの基礎を築いたといっても過言ではない、愛知・名古屋愛を前面に押し出した突飛なキャラクターが大集合する、ハイパーコメディードラマ。
400年前に日本で繰り広げられた織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、通称・戦国三英傑の戦いが令和によみがえる? 三英傑の直系子孫だと信じて疑わない人々が、意地とプライドと血筋をめぐる争いを繰り広げる。
脚本も同じく名古屋市出身で、第50回岸田國士戯曲賞を受賞した佃典彦が手掛け、全編を通して名古屋弁のセリフが飛び交う。
主人公の織田よし乃を演じるのは山本舞香。織田家の末裔(?)として父親と対立しながらも傾きかけた老舗の洋食屋「キッチンKnob」の立て直しを図る婚活女子を演じている。山本は堤監督とはドラマ『死神さん2』(2022年)以来のタッグとなる。
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徳川春日を演じるのは、名古屋市出身の平野綾。20歳年上の旦那・康元を手玉にとりグランドホテル葵の実権を握る才媛を演じる。
織田よし乃の父親・織田信郎を演じるのは、愛知県春日井市出身の佐藤二朗。口うるさいが気は小さい。娘の早期結婚と、婿へ秘伝のソースを伝授することを夢見る「キッチンKnob」の店主を暑苦しく演じている。佐藤は堤幸彦監督とのタッグも多く、直近では『夏目アラタの結婚』に参加している。
愛知県出身の三人の武将、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。主に東海三県下では三英傑と称されるが、全国的に認知されているかと言えば…そうでもない。しかし、三英傑の末裔(?)のプライドは脈々と受け継がれていた。
老舗の洋食屋「キッチンKnob」の店主・織田信郎(佐藤二朗)は看板メニューの赤味噌ハムカツ定食に並々ならぬ自信を持っていた。しかし一人娘のよし乃(山本舞香)は客離れが進む旧態依然のやり方に疑問をおぼえ、若者向けの新規メニューを提案し父親と対立していた。古い考えを持つ信郎は、早く婿入りさせて秘伝のタレを伝授することばかり考えている一方、よし乃も父親の思惑通りには進ませないと思いながらも、結婚を焦っていた。
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そして一方で、岡崎にあるグランドホテル葵のオーナーであり、その美貌でインフルエンサーとしても影響力を持つ徳川春日(平野綾)が、なにやら不穏な動きをみせていた。
キャラが特濃な三英傑の末裔(?)たちが周囲を巻き込んで繰り広げる令和のお家騒動の行方はいかに―。
堤監督は「まずこの企画をいただいて、最初に思いついたのは、子供の頃、名古屋の大通りを練り歩く“三英傑”の勇姿です。トラウマなほど心に焼きついております。いつかそれにまつわる物語を作りたいとずっとイメージしていました。それは名古屋人としての誇りなのでしょうか。もちろん大河ドラマや現代に蘇る話ではなく、『今を生きる三英傑』の話です。すると色んなことがつぎつぎ思い浮かび、作家の佃さんと楽しく脚本を作ることができ、異彩なキャスト陣と大笑いしながら演出できました。地元しか伝わらない細かすぎるアイテムから、真剣すぎる爆笑ギャグまで老若男女楽しめる内容になった!と自負しております」とコメント。
主演の山本は「堤監督とも、またご一緒できて、とても嬉しいなと思う反面緊張感でとても気合いが入りました。現場に入ってから、色々お話ができて緊張感がほぐれて『よし乃』としてしっかり役に入れる空気をスタッフの皆様が作ってくださり居心地の良い現場でした」と撮影を振り返った。
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キャスト、監督のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■山本舞香
台本を読ませていただいて「令和の末裔」のお話という面白い作品に参加させていただける事とても光栄に思いました。
堤監督とも、またご一緒できて、とても嬉しいなと思う反面緊張感でとても気合いが入りました。現場に入ってから、色々お話ができて緊張感がほぐれて「よし乃」としてしっかり役に入れる空気をスタッフの皆様が作ってくださり居心地の良い現場でした。
そして天音くんとも10年ぶりにご一緒させていただいて藤吉とよし乃としてお芝居をさせていただき自分的に心地よくお芝居できて「藤吉」役が天音くんで本当に良かったと心から思っています。お父さん役の二朗さんも本当に毎回毎回会うたびに刺激を受けガッツリご一緒させていただいたのは今回初めてだったので勉強させていただきました。他のキャストの方々ともコミュニケーションを取らせていただいて私も完成が楽しみです!
とても面白い作品になっていると思うので皆様楽しみにしていてください。
■岡山天音
堤監督と初めてご一緒させていただけてとても光栄でした。堤組にしかない刺激に溢れた現場で楽しかったです。山本さんをはじめ、キャストの皆様も格好良くて個性的な皆様で、今作でご一緒できた事、本当に嬉しく思います。
よし乃と藤吉と、その周りの人々と、小ネタに溢れたドタバタな人間模様を楽しんで、明るい気持ちになっていただけたらと思います。
■平野綾
愛知県出身だとあまり知られていなかったのですが、そのご縁で堤監督作品に出演させていただけるなんて! 先祖代々に感謝です。慣れ親しんだ名古屋弁とは違う岡崎弁は難易度が高く、徳川家に失礼のないように思いっきりはっちゃけました!
春日が何を企んでいるのか、作品の随所に出てくる“名古屋あるある”と共にお楽しみください。
■佐藤二朗
なんだと!? 堤幸彦が、彼と俺の故郷である愛知県を舞台にした、オール名古屋弁のドラマをつくるだと!? どえりゃあがや。そんなの、俺が駆けつけないでどうする。この年の瀬、名古屋カラーで全国を染めあげようぞ。
■堤幸彦
まずこの企画をいただいて、最初に思いついたのは、子供の頃、名古屋の大通りを練り歩く“三英傑”の勇姿です。トラウマなほど心に焼きついております。いつかそれにまつわる物語を作りたいとずっとイメージしていました。それは名古屋人としての誇りなのでしょうか。もちろん大河ドラマや現代に蘇る話ではなく、『今を生きる三英傑』の話です。すると色んなことがつぎつぎ思い浮かび、作家の佃さんと楽しく脚本を作ることができ、異彩なキャスト陣と大笑いしながら演出できました。地元しか伝わらない細かすぎるアイテムから、真剣すぎる爆笑ギャグまで老若男女楽しめる内容になった!と自負しております。皆様、ぜひお見逃しなく!