ゴールドウインの元代表取締役社長で現会長である西田明男氏が、令和6年秋の叙勲で「旭日小綬章」を受章した。
同勲章は、国家または公共に対して顕著な功績を残された人物を対象に選定。今回は、西田氏の一般社団法人日本スポーツ用品工業協会(JASPO)の副会長としての社会貢献、公益財団法人ゴールドウイン西田東作スポーツ振興記念財団と公益財団法人ゴールドウイン西田育英財団の理事長、一般社団法人富山県繊維協会の会長として、北陸地区の地域経済・社会の発展への功績が認められ、受章に至った。令和6年秋の叙勲では、ファッション業界から元兵庫県繊維品小売商業組合理事長の吉田喜代一氏や、元京都織物卸商業組合理事長の野瀬兼治郎氏などが旭日双光章を受章している。
西田氏は、1953年生まれ。1977年にゴールドウインに入社し、2000年に代表取締役社長に就任した。同年「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」の原宿店を開店し、2017年には同社研究開発拠点「ゴールドウイン テック・ラボ」を開設。また一般社団法人富山県繊維協会の会長として、2012年から繊維総合見本市「FWジャパン・クリエーション」への出展を開始した。2020年から現職を務めている。
同氏は、「今回の受章は、お客さまや関係者の皆さま、当社役員・従業員など、ともに歩んできたすべての方々のご支援の賜物です。長年にわたり、ご指導とお力添えを賜りました皆様に改めて心より感謝申し上げます」とコメントしている。
Copyright(C) 2024 FASHIONSNAP 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。