俳優西岡徳馬(78)が5日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月〜金曜午前11時50分)に生出演。出演したエミー賞18冠のテレビドラマ「SHOGUN将軍」のカナダロケで、演技経験のない地元大学生がエキストラで驚がくのギャラを受け取ったエピソードを披露した。
撮影は、新型コロナウイルスがまん延していた2021年にカナダ・バンクーバーで約8カ月行われ、時代劇でもあったため地元の日本人がエキストラ募集されたという。
西岡は「バンクーバーで知り合いになったご家族で『SHOGUN将軍』やってるんで、エキストラやらないか、って声を掛けてるんですよ」と告白。結果「けっこう出てるんですよ。友だちのうちの長男が応募したら、真田(広之)くんのやってる殿様の横の小姓役になった。大学生で芝居もやったことのない。着物も着たことない。着せてもらってただそこに座ってるだけという役。ずーとやってて、(出演)時間も超過、超過でやっていた」と説明した。
すると、その大学生の父親から「ウチの息子、親孝行ですよ。『SHOGUN将軍』だけでギャラ600万円かせぎました」と聞いたという。出演者やスタジオ観覧のお客も「えー」と大合唱になり、全員が驚いた。
MCハライチ澤部佑(38)は「えっ、座ってて?」と聞き返した。西岡もその時の様子を振り返り「まわりの俳優も『えっ、俺たちよりいいんじゃないの』と声をあげた」と話した。
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西岡は「(大学生が)シーンがないから、って撮影から外れて寝ていてもギャラは発生するからね」と仕組みを説明。「だから、(撮影前に)サインさせられて、それで(撮影が)終わったときにサインさせられる。全部時間ではかる(換算する)から」と時間でギャラ決定するシステムを丁寧に続けた。
澤部から「そんなに映ってるわけでもないんですか?」と、その大学生の出演について聞かれると、西岡は「けっこう映ってる。だけどセリフもなにもないから。ただ座ってるだけだから」と話した。
西岡は「でも、彼は『芝居は面白い』って言っていた」と話すとMCハライチ岩井勇気(38)は「そりゃ、面白い、って言いますって」とツッコミを入れた。
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