今夏のパリオリンピック(五輪)で採用された新競技「ブレイキン」が5日、恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた。
1970年代の米ニューヨーク発祥の、ヒップホップ文化に根ざしているとされるストリートダンスの一種。日本ではこれまで「ブレイクダンス」という呼び名で知られてきた。
体ひとつで表現できること、若者に人気が高いことなどからパリ五輪の新種目に採用され、日本勢は女子の湯浅亜実(AMI)が金メダルを獲得した。日本選手団の旗手を務めた男子の半井重幸(Shigekix)も4位に入るなど躍動し、注目された。
半井は五輪の3位決定戦後、取材に「ブレイキンの盛り上がりが一気に加速した印象。今まで全く知らなかった方にも『面白い』『かっこいい』って思ってもらえたと思う」と実感しており、日本勢の活躍による人気の高まりが、今回のノミネートにつながった。
男女各16選手が出場。予選ステージを勝ち抜いた8人が決勝トーナメントに進出し、メダルを争った。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。