日本維新の会は6日、衆院選の敗北を受け、「17日告示、12月1日投開票」の日程で代表選を実施することを決めた。これを受け、馬場伸幸代表は代表選に出馬せず、退任する意向を表明した。代表選には吉村洋文共同代表(大阪府知事)や東徹衆院議員らの立候補が取り沙汰されている。
維新の規約は国政選挙・統一地方選挙の後45日以内に代表選を実施するかどうかを決めると規定。これを踏まえ、維新は党所属の国会議員、地方議員、首長らによる電子投票を実施した。6日夜に締め切った結果、実施賛成が696人、反対が56人だった。
これを受け、馬場氏は自身のX(旧ツイッター)で「出馬しないことを決意した」と表明。「この際、人心を一新し、維新が再スタートを切ることが肝要だ」と強調した。衆院選後のテレビ番組で「圧倒的に代表選をやれということになれば(進退を)考えざるを得ない」と語っていた。