明石家さんま(69)が7日放送のMBSラジオの新番組「トークでパンチ VS武川」(木曜午後6時)にゲスト出演した。同番組のパーソナリティー、武川智美アナウンサー(56)とはMBSテレビ「痛快!明石家電視台」で12年間(93年〜05年)で、司会&アシスタントとして共演した仲。今回、アナウンサー生活32年で初の冠番組をスタートさせる「かつての教え子」に、祝福の意味も込めてさんまが特別出演した。
自称・日本で一番多忙な50代の女性アナ(武川)に対し、さんまの愛あるメッセージがさく裂した。
「冠番組やるんやて? (あと4年で定年と聞いて)そんな年齢になったんか」と驚いた後、共演していた当時のエピソードに触れた。
「30年前かな? 武川がフィギュアスケート得意やと聞いて、滑っているのをモニターで見ていたら全然あかんかった。年老いたザリガニのようなゆっくりした動きで、スピンもジャンプもナシやった。なんちゅう女やと思ったわ」
こう振り返った後、続けた。
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「でも、根性あるわ。その心意気が局に伝わって、冠番組になったんやな。帯(月〜金曜)でやるんか?」とさんまに振られると、武川アナからは「うまくいったら帯に、と狙ってます」との本音が飛び出した。
そんな武川アナの長所について、さんまは「きつくツッコめること」と指摘。
さんま自身のことを振り返りながら「仕事では、持ってる力を全部出すこと。ノーギャラの仕事でも全力でやってきた自負がある。どこで誰が見ているか分からないし、どんなチャンスが転がっているか分からないので」。
武川アナは「−電視台」での共演を思い出し「いつも汗だくでしたもんね。『スタジオは戦場や!』と言われたことは今も覚えています」と返した。
当初「10分間だけ」とクギを刺されていたさんまのスケジュールだが、粘りに粘って17分のインタビューは終了。
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「30年前は、お笑いのことも分からないし『きょうは、さんまさんの収録か…何を言われるんだろう?』と泣きながらスタジオに行ってました。でも、思い出はたくさんあります。ゴルフに行くと『120もたたくヤツは、素振りせんでええ。さっさと打て!』と叱られたり、沖縄ロケで船酔いしていたら『船に乗る前に淀川で練習してこい!』と言われたことも」と武川アナは、さんまへの感謝を語っていた。
さんまのインタビューは先日、武川アナが弾丸で東京へ出張し収録してきたもの。
この日のゲスト、六車奈々(50)は「モデル時代、事務所の指示で年齢を詐称してました。24歳なのに21歳とか言って。オーディション行くたびに『この仕事では年齢いくつだっけ?』と混乱してました」と告白していた。
次回14日放送のゲストはブラックマヨネーズ小杉竜一。
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