JR九州は7日、筑肥線筑前前原〜虹ノ松原間開業100周年を記念し、「SL人吉」で使用していた50系客車で筑肥線を特別に走行するオリジナルツアーを12月7日に実施すると発表した。
ツアーは佐賀駅発着で、9時51分に佐賀駅を発車した後、まず唐津車両センターへ。ツアーと同じ日に開催されている「Let’s Go! トレインフェスタ in 西唐津 〜筑肥線開業100周年〜」を訪ねる。会場では、筑肥線を走行する305系・303系・103系国鉄色の3種類と、50系客車の両端にディーゼル機関車DE10形を連結した車両を並べた見学会に参加できる。103系国鉄色とDE10形にオリジナルヘッドマークを装着する予定だという。
トレインフェスタ会場での滞在時間は約120分。見学会終了後、再び50系客車に乗り、西唐津駅から筑前前原駅までの走行を楽しむ。筑前前原駅で折り返し、続いて停車する筑前深江駅で、太鼓演奏や物販などの「おもてなしイベント」を予定。17時46分に佐賀駅へ戻り、解散となる。沿線で地域の人々による見送りも実施予定となっている。
旅行代金は大人・こども同額で1万4,800円(昼食代を含む)。11月8日9時30分から、STORES予約サイト「JR九州トラベルデスク」で販売する。(佐々木康弘)