ナイル株式会社（東京都品川区）は、同社が運営するエンタメ情報メディア『VOD STREAM』にて、「Z世代の動画配信サービスの利用実態」に関する調査を実施しました。同調査によると、2人に1人以上が「動画を倍速で視聴」していることがわかりました。また、倍速で視聴する理由は「時間を節約したいから」が最多となったそうです。
【調査結果】動画配信サービスで映画を観る際、倍速で視聴しますか？
調査は、全国の15〜29歳の男女1022人を対象として、2024年10月にインターネットで実施されました。
まず、「VODサービス（※）の利用頻度」を聞いたところ、全体の46.3％が「毎日」と回答。「週3〜4回」（23.1％）とあわせると、全体の69.4％が2日に1回以上、VODサービスを利用していることがわかりました。
（※）インターネットやケーブルテレビ、衛星放送などのネットワークを通じて、映画やドラマ、アニメなどの動画コンテンツを視聴できるサービス
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また、「VODの視聴方法」については、「スマートフォン」（48.8％）が最も多く、「テレビ」（23.4%）、「スマートテレビ」（10.8%）などテレビの約1.4倍の結果となりました。
さらに、「VODを視聴する場所」を尋ねたところ、「自宅」（73.1％）が圧倒的に多くなり、「通勤・通学中」が11.3%で続きました。
そこで、「自宅でVODを視聴する方法」を尋ねたところ、「スマートフォン」（46.0％）が最多となり、「テレビ」（24.2％）を上回る結果となっています。
次に、「VODサービスで映画を観る際、倍速で視聴しますか」と聞いたところ、55.8％が「する」と回答。さらに、「倍速で視聴する頻度」としては、「毎回」が20.1%、「ほとんど倍速で視聴する」が32.0％と、Z世代の半数以上が日常的に映画を倍速で視聴していることが明らかになりました。
また、「倍速で視聴する理由」については、「時間を節約したいから」（36.0％）が最多となったほか、「ストーリーを早く知りたいから」（22.6％）、「気軽により多くの作品を観たいから」（14.0％）といった意見が上位を占めたことから同社は、「Z世代は、単なる”視聴”ではなく”効率的な消費”を重視しており、倍速で視聴することで時間を節約し、限られた時間内で効率よく楽しみたいというタイパ傾向が強いのでは」とコメントしています。
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【出典】
▽VOD STREAM／Z世代の約6割が映画を倍速で視聴、タイパ思考が明らかに（Z世代の動画配信サービスの利用実態調査）
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