政府は13日の臨時閣議で、第2次石破内閣の副大臣26人、政務官28人の人事を決定した。自民党から外務副大臣に藤井比早之氏、内閣府政務官兼復興政務官に今井絵理子氏、外務政務官に生稲晃子氏らを起用。派閥裏金事件で政治資金収支報告書に不記載があった「裏金」議員はゼロだった。野党や世論の反発を避けるためとみられる。
林芳正官房長官は記者会見で、裏金事件が人選に影響したかを問われ、「所管分野の状況や本人の手腕、経験を総合的に勘案して(人事を)行った。それ以上お答えすることは差し控えたい」と述べ、明確に答えなかった。