【ラグビー】エディーHC、立川主将ら負傷離脱も「2027年のスコッド積み重ねる」若手へ期待

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2024年11月15日 10:10  日刊スポーツ

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日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(AP)

ラグビー日本代表(世界ランク14位)のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)が、ケガ人続出の危機に若手の力を試す。


欧州遠征「リポビタンDツアー2024」第2戦ウルグアイ(同19位)戦(16日、フランス・シャンベリー)に向け15日、オンラインで取材に応じた。今遠征では唯一の格下との対戦になるが「重要な試合として位置付けている」。12−52と大敗した10日のフランス戦から「うまく立て直すことができた。今週はとてもいい形で準備を進めることができた」と自信を見せた。


フランス戦では主将のSO立川理道(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)が、トライの際にハムストリングを痛め、代表から離脱。今週、トンガとの合同練習中に長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)が足首を負傷。長田について「軽いケガなので、次の試合(24日、イングランド戦)には出場可能と見込んでいる」と軽傷を強調したが、メンバーの変更を余儀なくされた。


ただ、このピンチを若手育成の機会にする。「2027年のスコッドを積み重ねている状況。前回のW杯に出場したプレーヤーも何名か検討したが、我々としては前に進む方向性をとっている」。3年後にオーストラリアで開催されるW杯に向け、経験豊富な選手を呼ぶより、若手に経験を積ませる方針を示した。


立川の代わりには2キャップのSO松永拓朗(26=東芝ブレイブルーパス東京)を起用。「合宿の参加は短期間だが、とても素晴らしいパフォーマンスをしている」と評価した。長田のポジションに起用した1キャップの浜野隼大(23=コベルコ神戸スティーラーズ)には「ハードに取り組んでいた努力が実った。今週末とても楽しみにしている」と期待を寄せた。


◆日本代表登録メンバー


〈1〉岡部崇人(横浜キヤノンイーグルス)


〈2〉原田衛(東芝ブレイブルーパス東京)


〈3〉為房慶次朗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)


〈4〉エピネリ・ウルイバイティ(三菱重工相模原ダイナボアーズ)


〈5〉ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)


〈6〉ファカタヴァ・アマト(リコーブラックラムズ東京)


〈7〉下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)


〈8〉姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)


〈9〉斎藤直人(主将、スタッド・トゥールーザン)


〈10〉松永拓朗(東芝ブレイブルーパス東京)


〈11〉浜野隼大(コベルコ神戸スティーラーズ)


〈12〉シオサイア・フィフィタ(トヨタヴェルブリッツ)


〈13〉ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)


〈14〉ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)


〈15〉マロ・ツイタマ(静岡ブルーレヴズ)


〈16〉松岡賢太(コベルコ神戸スティーラーズ)


〈17〉森川由起乙(東京サントリーサンゴリアス)


〈18〉オペティ・ヘル(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)


〈19〉サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ)


〈20〉アイザイア・マプスア(トヨタヴェルブリッツ)


〈21〉藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)


〈22〉ニコラス・マクカラン(トヨタヴェルブリッツ)


〈23〉梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)

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