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タレント石原良純(62)が、16日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜午後4時)に出演。東京都知事も務めた父で作家の石原慎太郎さんの思い出や、石原家のルールについて語った。
慎太郎さんが父、昭和の大スター石原裕次郎さんが叔父という華やかな一家に育った良純。「芸能界の友達、あんまりいないんですけど、2世みたいな人が多い。花田のお兄ちゃん(花田虎上)とか、(高橋)真麻ちゃんとか、(小泉)孝太郎くんとか。一緒にいやすい」と語る。
これに、MCの明石家さんま(69)も「うちの娘(IMALU)も、女性同士で『2世会』って作ってた。月に1回集まって、2世のつらいところを(共有していた)」と納得。良純は「ただ、62(歳)だから。2世っていってもね…。2世大会の番組、あんまりオファー来なくなった」と苦笑した。
その石原家について、「(一般的な家庭と)全然違いますから。おやじが全部正しい」と話し、正月旅行に行った際、目的地に着いたとたんに慎太郎さんが「つまらない。帰る」と言い出して正月前に帰宅したことや、慎太郎さんが「子どもと夕飯を食べると食べた気がしない」と、食事を別にしていたことを振り返った。
晩年の慎太郎さんが入院していた際には、見舞いに行った良純が、帰り際に慎太郎さんの手に触れようとすると、慎太郎さんが怒って手を振り払ったといい、「『いいねえ』って思いましたね。かっこいい。目が怒ってるし。僕を怒ってるというより、体がままならないから。そういう人だから」と笑いながら思い起こした。
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とはいえ、「(石原家は)変だって気付いた。僕が思っていることは全部間違い」と、自身の家族には父と同じような振る舞いをしないように気を付けていることも明かした。
そんな良純は4人兄弟の次男で、「一番最初に、少しまとまったギャラが入って買ったものって、お墓ですよ。永代供養料が420万円。うちの母親に『あんた次男だから、墓がないんだから買え』って(言われた)。一番最初に買った大きい買い物」と話すと、さんまも「すごい家やなあ」と感心。
ただ、「その墓が東京から遠いから売れって、うちの奥さんが言うんですよ。『遠いから嫌だ、あんな遠くまで』って。それも聞かなきゃ…撤退しなきゃいけないかなあ…」と悩みも打ち明けていた。
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