朝ドラ初挑戦の田畑志真、高校卒業で「覚悟を決めた」 10代ラスト&役者業への抱負語る

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2024年11月17日 12:00  ORICON NEWS

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連続テレビ小説『おむすび』に出演する田畑志真 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の橋本環奈(25)が主演を務める、連続テレビ小説『おむすび』(月〜土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月〜金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)。「2007年 再びの神戸」編で佐久間菜摘役を演じる田畑志真(18)がインタビューに応じ、初挑戦となる朝ドラへの思いや役者としての今後の展望などを語ってくれた。

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 今作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく、平成青春グラフィティー。

 「朝ドラ出演が目標の一つでした」という田畑。出演決定の知らせは「直接、マネージャーさんから『決まったよ!』って伝えられました」といい「もちろんうれしい気持ちはありました。ただ、その瞬間は実感が湧かなくて、呆然としちゃいましたね(笑)。帰ってから家族に報告したらみんなが喜んでくれて、そこでちょっとずつ実感が湧いてきました」と少し懐かしそうに振り返った。

 役者としての活躍の場も広がり、出演作も増えてきたが「朝ドラは(周囲の)反応が違う」そうで「おじいちゃん、おばあちゃん、家族みんなも朝ドラに出てほしいと思っていたみたいで、みんなを喜ばせることができて、すごいうれしかったです」と笑顔をのぞかせた。

 そんな田畑が演じる佐久間菜摘は、さくら通り商店街でパン屋を営む美佐江の娘で、結の幼なじみ。母譲りの明るい性格で、ギャル姿で神戸に戻ってきた結を優しく出迎える…という役どころだ。

 共演シーンの多いヒロイン・橋本の印象を改めて聞くと「すごく周りを見てる方だなって思いました。自分のことだけでも大変なのに周りの共演者の方を気遣っていて…。みんながお芝居をしやすい環境を作ってくださっています」とリスペクトのまなざしを向ける。撮影合間に共通の趣味であるプロ野球の話題などでコミュニケーションを重ね、幼なじみ役としての距離感を作っていったという。

 田畑らが登場する「2007年 再びの神戸」編の撮影現場について話題が及ぶと「もうすっごく楽しいです!」と満面の笑みを浮かべながら「前室ではたくさんお話させていただいています。お芝居でもアドリブが多かったり、本当に商店街でずっと一緒に過ごしてきたと思えるような距離感です」と回想。視聴者に向けて「関西ならではのノリだったり空気感が伝わればいいなと思います。面白いと思えるシーンもたくさんあるので注目していただきたいです!」と呼びかけた。

 朝ドラに新たな彩りを加える田畑。2024年は彼女にとっても節目の年で「今年の春に高校を卒業して、この仕事一本でやっていく覚悟を決めた」ばかり。「不安な気持ちもありますが、そればかりを考えていたらきりがない。とにかく今はお芝居を全力で楽しみたいです」とフレッシュな笑顔を浮かべながら「朝ドラに出演することで少しでも多くの方に知っていただけたら嬉しいですし、その後も色々な役を演じてみたいです。来年は10代ラストということで、今しかできないことも楽しんでやりたいですね。10代のうちに学園ドラマにもう一回出たいです!」と意気込んだ。

 最後に役者としての展望を聞くと「どんな役を演じても田畑志真ではなく、役そのものとして見てもらえるようなお芝居ができる役者になりたいです。そして、見てくださっている方の日常にほんの少しの明るさを添えられることができたら嬉しいです!」と目を輝かせていた。

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