ABEMAの恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」などで人気の若手俳優、中里真哉斗(21)と内田禅(19)が16日から行われている舞台「舞台版 放課後演技派クラブ」に出演している。学校の放課後の日常などを切り取った人気TikTokアカウントの投稿動画を舞台版として昇華。Z世代の若者から大きな支持を集める2人が舞台、今後の活動への思いを語った。
今作は2人のほか、若手インフルエンサー6人で届ける。中里は「みんな緊張もあって不安でしたけど、セリフが出てこなくなったメンバーをアドリブで助けたり、絆も生まれていい稽古からの本番を迎えられたと思います」と話した。
舞台ではTikTokでも人気の恋愛などの高校生あるあるネタをショートドラマとしてオムニバス形式で届ける。「日常風の非日常」としており、内田は「みんなとはプライベートの話とかもして楽しかったですし、やるときはしっかりと切り替えて、良い舞台ができているんじゃないかなと思います。真哉斗君に説教されるシーンは本当に怖かったです(笑い)」と振り返った。
2人は同じ事務所所属で、レッスンなども共にしながら演技を磨いている。中里は「映像作品にもどんどん出ていきたいので、基礎を固められるよう頑張っています。今回の舞台で発声の仕方なども学べたので今後も生かせそうです」。内田も「まだ自分も経験も浅いですが、小さい頃から学園ドラマが好きだったのでそうした作品にこれから出られるようにしていきたいです。自然体の演技が魅力的な役者だと言われるようになりたいですね」と力を込めた。
今回のようなTikTok発祥の舞台や、Netflixなどの配信系など、役者の活躍の場は多岐にわたってきている。中里は日本アカデミー賞なども目標に挙げつつ「洋画が好きで、地上波ドラマや配信作品などにたくさん出て、世界にも羽ばたいていけるようにしたい」と意気込む。内田は稽古期間に中里が「みんなで話している時も1人で映画を見ていた」と証言。中里は「洋画を見ながらリスニングの勉強もしていて。最近は筋トレもしながら強い男になれるよう頑張っています。海外の人の目にもとまりやすいチャンスの時代だと思いますし、演技派と言ったらあの人だよねと言われるような俳優になりたいです」と掲げた。【松尾幸之介】
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