【写真】空を見上げる道長(柄本佑) 『光る君へ』第44回「望月の夜」場面カット
道長らの働きかけにより、三条天皇(木村達成)は自身の第一皇子・敦明親王(阿佐辰美)を皇太子とすることを条件に譲位を受け入れる。翌年、一条天皇(塩野瑛久)と彰子(見上愛)の息子で道長の孫が後一条天皇(橋本偉成)として即位。道長は幼い後一条天皇の摂政となって、名実ともに国家の頂点に立つ。
しかし権力が集中することに危機感を抱いた公任(町田啓太)から直接批判を受けた道長は、およそ1年で摂政を息子・頼通(渡邊圭祐)へ譲ることに。頼通は早速、妹の威子(佐月絵美)を本人の意思に反して後一条天皇の后(きさき)にする。
その後、三条天皇が亡くなると敦明親王は皇太子の地位を辞退。道長の孫・敦良親王(立野空侑)が皇太子となる。加えて3つの后の地位を道長の娘が独占することになった。
威子が后になった宴が開かれると、その中で道長は実資(秋山竜次)を呼び「歌を詠みたくなった。そなたに返しの歌をもらいたい」と告げる。そして道長は無表情に「この世をば わが世とぞおもう 望月の かけたることも なしと思へば」とつぶやくように詠う。
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道長の「望月の歌」が劇中で披露されると、ネット上には「人によって引いてたり、嬉しそうだったり反応が違う」「皆の表情が微妙そうに見えたり見えなかったり」「本人も全くドヤ顔してない」などの指摘や「なんかすごく切ない望月の歌だった…」「辞世の句のように寂しい印象」「イケイケなイメージだった望月の歌がこんなにも悲しいなんて…」といった反響が多数寄せられていた。