九州 今週は一気に気温低下 大きく季節前進 山沿いや内陸部は早霜に注意

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2024年11月18日 11:14  日本気象協会

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日本気象協会

九州 今週は一気に気温低下 大きく季節前進 山沿いや内陸部は早霜に注意

今日18日、九州は寒気に伴う低い雲が流れ込み、急に寒くなっています。今週は寒気が流れ込みやすく、先週までに比べると気温が下がり、寒い日が多いでしょう。朝晩の冷え込みが強まり、山沿いや内陸部は早霜のおそれがありますので、農作物の管理などにご注意下さい。



●冷たい季節風吹き、大幅に気温低下


今日18日は日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となり、大陸から寒気が流れ込んでいます。
日本海に発生した寒気に伴う雲が、北風に乗って九州北部へ流れ込んでおり、しぐれている所もあります。

この後も、九州北部の沿岸を中心に低い雲が入りやすく、一時冷たい雨がぱらつく所があるでしょう。
今日18日の最高気温は、九州北部で17℃前後と昨日17日より5℃以上低くなる所もあります。最高気温は午前中に観測される所が多く、この後はほとんど気温が上がらず、夜にかけてさらに冷え込む見込みです。沿岸部を中心に北よりの風がやや強く吹き、体感的には気温以上に寒くなりそうです。おでかけの際は、暖かな上着があった方がよいでしょう。
また、海上は波が高い所が多く、対馬海峡沿岸はしけますので、強風・高波に注意が必要です。


●今週は季節前進


先週は夏日が現れるなど、季節はずれの陽気が続いていましたが、今週は周期的に寒気が入り、季節が大きく前進する見込みです。

明日19日の最高気温は、九州北部で15℃前後など11月下旬から12月上旬並みになるでしょう。20日(水)以降はいったん寒気が弱まり、日中は小春日和になりますが、週末は新たに寒気が流れ込み、気温が下がる見込みです。今週、晴れる日は放射冷却現象で、朝晩の冷え込みがぐっと強まり、山沿いや内陸部は早霜のおそれがあります。農作物の管理や体調管理にご注意下さい。



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