乃木坂46岩本蓮加、12歳→20歳で大きな変化「ありえないほど…」 6期生“最年少”へのアドバイスも【インタビュー後編】

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2024年11月18日 14:00  ORICON NEWS

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乃木坂46・岩本蓮加 photo:谷脇貢史 (C)ORICON NewS inc.
 アイドルグループ・乃木坂46の岩本蓮加(20)が、19日に1st写真集『いたずらな風』(竹書房)を発売する。12歳で3期生の“最年少”としてグループに加入し、今や一番上の世代となった岩本が、20歳を迎える節目の年に挑戦した同写真集。この8年の成長と変化、そしてこれからの人生についても赤裸々に語ってくれた。

【撮り下ろし】8年で大人に成長…美しさ際立つ岩本蓮加

――12歳で入られてから、20歳の節目を迎えたとのことですが、心境の変化などはありましたか?

【岩本】最初は自分のやりたいことを口に出して言うのが苦手で、ずっと「自分の上には上がいる」という気持ちが強かったんです。だから言ったところで「本気でやってる人から見たら、大したことない」と思ってしまって、あまり言わない方がいいと思っていました。最初の頃に言っていたギターや、一番長くやってきたダンスも「私より上手い人がいるし…」と思って言わなくなってしまって。その結果、自分の取り柄を自分で潰してしまっていた。だからすべてが中途半端だったんですけど、やっと「好きなことを好きって言う」ことが大事だって気づきました。意外と勇気がいるものだったけど、それも自分の頑張り次第だと思って、今は素直に好きなことを言うようにしています。

――では岩本さんの今の“好きなこと”とは?

【岩本】今はカメラ、ゲーム、アニメが好きです。特にゲームは、上手い人がいることを知った上で、それでも自分の好きなことは「好き」ってちゃんと言おうって決めました。

――好きなことを言ったことでお仕事につながったことも?

【岩本】つながったんです!ゲームのカジュアルな大会に出させてもらったり、ゲームの大きなイベントに参加させていただいたりしました。あとはアニメの主題歌をユニットで歌わせていただいたり、アニメイベントにも出演させていただきました。私にとっては夢のようなお仕事をさせていただけてすごくうれしかったです。

――岩本さんのほか、池田瑛紗さん、伊藤理々杏さん、井上和さん、賀喜遥香さん、田村真佑さんが参加されているユニットですよね。オープニングテーマ「あの光」もアニメ「ATRI -My Dear Moments-」にすごく合っていました。

【岩本】ありがとうございます!みんなアニメ好きっていう安心感と、やっぱりテレビアニメを見ていて自分の声が聞こえてくるってすごい新鮮で。とっても幸せな瞬間でした。

――これからやってみたいことはありますか?

【岩本】カメラで言うと、フォトグラファーさんに憧れがあっていろんな方の写真を見るのが好きです。あとゲームだったら、自分で配信したりとか、そのゲームのいろんなイベントにもっと行ってみたい。ファッションも好きで、今はインスタグラムが発信の場になって女の子のファンからも好きって言ってくれることが多いので、そういう発信の仕方もあるのかなと思っています。

――ほかにこの8年間で大きく成長したと感じることはありますか?

【岩本】内面的にはありえないほど落ち着きました(笑)。昔ははっちゃけた性格で、周りからも「子どもだったよね」と言われることが多かったですが、大人になって今はかなり落ち着いています。見た目でも内面でも、変わったなと感じます。

――確かに年齢的には5期生のメンバーと同じくらいですが、雰囲気が少し違う気もします。

【岩本】5期生にとったら3期生ってすごく先輩ですし、私たちから見る1期生なみたいなもので、先輩としてちゃんとしなきゃという思いがありますね。乃木坂46に12歳からいる私と、高校生になってから入ってきた子たちではノリが全然違くてすごく若いです(笑)。先輩にぐいぐいいけるあの精神…いい意味で怖いもの知らずだなって思います(笑)。

――そんな中、代としては3つ下となる6期生の加入も決定しています。3期生の“最年少”として、6期生の“最年少”に何かアドバイスするとしたらどんなことを伝えたいですか?

【岩本】あえて自分を殺さないでほしいですし、周りに追いつこうとしなくていい。楽しければ楽しいでいいし、自分のやりたいように活動してほしいですね。周りが大人に見える分、ちゃんとしなきゃって思うかもしれないけど、無理に大人になろうとしないで大丈夫。時間が経てば絶対に大人になっちゃうので、今を大事にしてほしいと思っています。

――岩本さん自身は、12歳でグループに加入した頃は最年少としてどんな心境だったか覚えていますか?

【岩本】自分が子どもであることに対して自覚しつつも、正直いいようには受け取れていませんでした。「早く大人にならなきゃ」と思って周りと比べていたような気がします。

――だからこそのアドバイスなんですね。そんな岩本さんも一番先輩という立ち位置になり、「子ども」と言われていた頃からグループの中での役割も変わってきました。

【岩本】正直、3期生が「全部頑張らなきゃ」という時期は終わっている気がします。4期生もすっかり先輩になりましたし、5期生もグループの中心的な存在になっている。今はグループの中でどう頑張ろうかというより、応援してくださっているファンの方の声に応えたいという思いが一番強いです。

――今回の写真集もファンの方の期待に応えたいという思いが強かったのでしょうか。

【岩本】はい。写真集のお話を聞いて一番で思ったのは、皆さんに恩返しできるなって。

――では最後に、岩本さんが乃木坂46に加入して8年で20歳になりましたが、ここからさらに8年経って28歳になったとき、どんな女性になっていたいですか?

【岩本】28歳になっても、自分が好きなことをしている女性でありたいです。自分がやっていて本当にしっくりくるものは何なのか、そんなものに出会えたらいいなと思っています。それが私の夢です。

【プロフィール】
岩本蓮加(いわもと・れんか)
2004年2月2日生まれ。みずがめ座。東京都出身。B型。身長159cm。愛称は“れんたん”。2016年、「乃木坂46 3期生オーディション」に12歳(中学校1年生)の最年少メンバーとして合格。20thシングル「シンクロニシティ」に収録された3期生楽曲「トキトキメキメキ」で初センターに抜てき。21thシングル「ジコチューで行こう!」で初となる選抜入りを果たす。雑誌『anan』の連載「美容の坂道のぼり隊」に出演。映画『世の中にたえて桜のなかりせば』、テレビドラマ『そんな家族なら捨てちゃえば?』で主演を果たすなど、俳優としても活躍。大のゲーム好きとしても知られ、『DreamHack Japan 2023』でのエキシビジョンマッチにも参加した。

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