お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が“担任”(MC)を務めるABEMAバラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』15日配信回で、お笑い研究部の最新作「Shikujiri’s Nokkari Talent」後編を届けた。
【番組カット】心が「ボッキリ折れました」と告白したノブコブ吉村 「Shikujiri’s Nokkari Talent」は、若林、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、アルコ&ピースの平子祐希、酒井健太の研究部メンバーが海外でもウケそうな芸人のネタにのっからせてもらい、『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演して海外進出を目指そういうコラボネタ企画となっている。
前回、若林とピン芸人・ウエスP、澤部とお笑いコンビ・スピーディーハンター、酒井とピン芸人・歩子、平子とチェリー吉武、吉村とお笑いコンビ・5GAPのコラボが決定。いよいよネタ披露となる今回は、「Shikujiri’s Nokkari Talent」のMC兼審査員にタレント・JOYを迎え、元AKB48で女優の横山由依、アイドルグループ・日向坂46の上村ひなのの3人で審査した。
トップバッターを飾ったのは若林×ウエスP。「(ネタ打ち合わせの)時間のほとんどを、毛を剃る時間にあてた」と意気込んでいた若林のネタ本番では、「できる気配がない」「次できないとヤバいぞ!」と不安な声が飛び交う中、失敗すれば大事故になってしまう裸芸を最後に成功させ、ドヤ顔でスタジオを沸かせた若林。審査員のJOYは「困難を越えての成功。最後に盛り上げてくれるストーリーをアメリカは大事にする」と評価し、若林は「“失敗・失敗・成功”の流れを初めてやりました、芸人になってから」と満足げにコメントした。
また、チェリー吉武とコラボした平子は、雄叫び上げたり、“ヒラコ”コールを煽ったりとスタジオを盛り上げながら、お尻を使った芸に挑戦。練習では一度も成功しなかったという荒技を見事成功させ、一同大盛り上がりの展開となった。審査員のJOYは、平子の頑張りが心に響いたとコメントし、「アメリカ行きのチケット渡したいぐらい」と称賛を送った。
そして、トリに登場したのは同期で親友の5GAPとのコラボネタに挑戦した吉村。ネタ披露前は「知った仲ですから、型に当てはめるだけ」と余裕を見せていたが、いざ本番を迎え5GAPのベタを極めたドタバタコントに入りこむと吉村の様子が変化して…。ネタを終え、態度の変化を指摘された吉村は「本当申し訳ないです。(心が)ポッキリ折れました」と告白。若林は「初めて行ったネタ見せを思い出しました」「俺は面白かったんですよ」とフォローしながらも、「ただ5番手じゃなかった」とコメントし、笑いを誘っていた。
そのほか、フィジカルの強さを発揮し、ネタは大成功に終わったもののまさかのゴールデンブザー“ゼロ”という結果に終わってしまった澤部とスピーディーハンターのネタや、歩子の唯一無二のタイツ芸に挑んだ酒井とのコラボネタなど、中堅芸人たちが大奮闘している。