“師走並みの寒さ”各地で 「きょうは完全に冬のコート」急な冷え込みと北風に困惑の声　青森・酸ケ湯は一日で70センチ近い積雪

きょうは各地で師走並みの寒さになりました。豪雪で知られる青森県の酸ケ湯では、一日で70センチ近く雪が積もったほか、けさは関東でも今季一番の冷え込みとなりました。

この冬初めての大雪警報から一夜明け、青森県酸ケ湯はすっかり豪雪地帯の風景に。積雪が一時69センチに達し、一日に積もった雪の量としては11月の観測史上最大となりました。

京都からの観光客
「もう、ほんとこんな降るとは…ほんとにこの1泊だったのにこんなことに」

京都から訪れたこの女性。「夏、暑かったから」と、避暑地感覚で旅の計画を立てたそうですが、思った以上の大雪に見舞われました。

記者
「午前9時ごろの草津です。きのう降った雪が椅子の上で凍ってしまっています」

一方、こちらは人気の温泉地・草津温泉。群馬県草津町では、最低気温マイナス2.4℃と、今季一番の冷え込みになりました。

北海道からの観光客
「いやー、もう風が冷たくて。釧路も寒いですけど、きょうはこっちの方が寒いですね」

きょうは都内でも冷たい北風が吹き、上着やマフラーで寒さをしのぐ人の姿もありました。

20代女性
「急に寒くなっちゃって、きのうまではもっと薄手のアウターだった。きょうは完全に冬のコートを出しました」

気象庁はきょう、12月から来年2月までの冬の天候の見通しを発表。気温は全国的に平年並みの見通しとした一方、雪については、北日本から西日本の日本海側で平年並みか多くなると予想しています。