【写真】初の水着&ランジェリーカットにも挑戦 岩本蓮加の1st写真集『いたずらな風』
■通常版の表紙では「これ着たい」と願ったお気に入りの1着を
――1st写真集のお話を聞いて、いかがでした?
岩本:自分の写真集を発売できると思っていなかったので、ビックリしました。ほかのメンバーが写真集を出すたびに「蓮加はまだ?」と、ファンの皆さんから言われていたんです。20歳の節目に撮影した写真集で、ちゃんと恩返しができました。
――撮影が近づくにつれて、心境の変化も?
岩本:撮影前のフィッティングで実感が湧きました。普段着ることのない衣装も試着できたのが新鮮で、スタッフさんの意見も聞きながら、好きな衣装を選ぶのは時間がかかりました。通常版の表紙で着た白と水色のストライプの衣装は、スタッフさんに「これ着たいです!」とお伝えした、お気に入りの1着です。
――歴代メンバーの写真集も参考になったのでは?
岩本:スタッフさんが「こんな写真集にしたい」と言って見せてくださったのは、1期生(でOG)の星野みなみちゃんの写真集『いたずら』でした。クローゼットで撮影したカットは、みなみちゃんのオマージュです。
――水着やランジェリーの撮影にも初挑戦しましたが、ボディメイクはされましたか?
岩本:いつもと違うことをしてしまうと「頑張んなきゃ」と焦っちゃいそうで、何もしなかったんです。話題が広がらず、申し訳ないです…(笑)。
|
|
岩本:大勢の人を前にするステージでは緊張しいですけど、写真集の撮影は大丈夫でした。褒め上手なスタッフさんの空気があったかくて、何をしても全肯定してくれるし、自然なまま撮影できました。
――ロケ地のマレーシアで、印象に残ったスポットは?
岩本:クアラルンプールのクロエホテルです。スタッフさんの挙げてくださった候補地から選んで、撮影した部屋の色味がおしゃれで、かわいくて、私の好みが詰まっていました。
――オフの時間では、メンバーへのおみやげも?
岩本:同期の吉田(綾乃クリスティー)に、現地で見つけたおいしそうな食べ物を買っていったんです。(OGの阪口)珠美も写真集『青いバラ』の撮影でおみやげを買ってきてくれたので、お返しとしてマレーシアで買った紅茶をプレゼントしました。
■何をするにもグループを背負う
――1st写真集は岩本さんにとって、20歳の節目を記念する作品でもあります。今年は1月に、東京・乃木神社での成人式にも参加しました。
岩本:大人になったと思う瞬間はたくさんあります。でも、10代の純粋さというか、無邪気さが良かったと思うことも正直あるんです。怖いもの知らずで、楽しむのが最優先だった素直さは、10代ならではのまぶしさだったと思います。
――2016年9月、3期生として加入した当初は12歳でしたね。10代から20代への変化も大きかったのでは?
岩本:それこそ加入当時は、年相応の子どもとして緊張しつつも、活動では楽しさが勝っていました。今は、当時のように何事にも縛られず、もうちょっと素を出したいと思うときもあって。何をするにもグループを背負うことになりますし、楽しむだけでは続けられないお仕事だと思っています。
|
|
岩本:みんな超自然体だったし、同期の素を引き出せて楽しかったです。でも、バーベキューがメインだったのに、まさか、実家の方でバズってしまうとは思わなくて。動画がアップされた直後は、どこに行っても「実家見たよ」と言われました(笑)。
――(笑)。撮影後はメンバー全員、解散したんですか?
岩本:吉田は泊まりました。以前も何度か、実家に泊まったことがあったんです。撮影日の夜は猫好きな吉田が、うちの猫と遊んでいる光景を見守っていました。
――同期との絆も深まるグループでは、6期生も加入します。新体制への意気込みをぜひ。
岩本:表立って引っ張るタイプではなく、私がグループを「動かそう」という気持ちはないんです。でも、変わっていく乃木坂46を受け入れて、認めて、守っていく気持ちで過ごさなければいけないとは思っています。これからもグループの良さを自分なりに見つけて、ファンの皆さんに伝えていきたいです。
(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:松林満美)
乃木坂46・岩本蓮加1st写真集『いたずらな風』は竹書房より発売中。価格は2500円(税込)。