10月16日にブエノスアイレスで31歳の若さで他界した元ワン・ダイレクションのメンバー、リアム・ペインの葬儀が、11月20日にロンドン近郊アマシャムにあるセント・メアリー教会で執り行われた。
リアムの棺は、「DADDY」や「SON」と綴られた献花で飾られた白馬が引く霊柩車で教会に到着した。
葬儀には、両親のジェフさんとカレンさんを含むリアムの家族、ワン・ダイレクションの元バンドメイトであるハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、ゼイン・マリク、ルイ・トムリンソンらが参列した。
また、リアムとの間に7歳の息子ベアーくんをもうけた元パートナーのシェリルや、リアムの恋人だったケイト・キャシディ、女優エリザベス・ハーレイの息子ダミアン・ハーレイ、2010年のオーディション番組「Xファクター」の後、ワン・ダイレクションと契約したサイモン・コーウェルらの姿もあった。
一方でファンは、ホテルのバルコニーから転落して帰らぬ人となったリアムの生まれ故郷であるイングランド中部ウォルバーハンプトン、さらにロンドンのハイド・パークで花を捧げるかたちでリアムを追悼していた。
☆チャリティ団体への寄付殺到
リアム・ペインを偲び、チャリティ団体への寄付が殺到しているという。葬儀の式次第には、全ての寄付金がロンドンのグレート・オーモンド・ストリート小児病院の新しいガン治療施設の建設に役立てられると記されていた。
ある友人は、ザ・サン紙にこう語っている。
「気前の良さはリアムそのものでした。彼の家族は、リアムが他人をとても大切にしていたことを知っていましたし、彼の死が痛ましいものであったとしても、リアムは、まだ人助けができることに大きな誇りを感じていただろうと知っています」
「昨日、リアムの名前のもと多額の寄付金が集まりました。それはとても多くの子供たちを助けることでしょう」
式次第には、リアムの最後の募金活動について言及されており、それによると寄付金は、リアムの遺志を継ぎ、グレート・オーモンド・ストリート病院の新しい小児がんセンターの建設に役立てられるそうで、「この素晴らしい新たな建物は、重病の子供たちに、より充実した、より楽しい、より長い子供時代を与える助けとなるでしょう」と綴られている。
リアムの死後、生前に密かに様々なチャリティ団体を支援していたことが明らかになっていた。リアムは、コロナ禍のロックダウン時には、ロンドンのフードバンクに8万ポンド(約1600万円)を寄付、密かにボランティアとして活動に参加していたほか、病気の子供や若者たちのために一晩で1万ポンド(約200万円)を寄付していたという。
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