日本民間放送連盟(民放連)は22日、都内で会見を行った。
民放連では11月に2024年民放連賞を発表。テレビ部門では今年3月に放送された、第2次世界大戦中にマレーシア・ボルネオ島で起きた「サンダカン死の行進」を題材とした信越放送の「SBCスペシャル 78年目の和解〜サンダカン死の行進・遺族の軌跡〜」がグランプリ、2023年7月期に放送された日本テレビ系連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」が準グランプリを受賞するなどしていた。
遠藤龍之介会長は「全国の民間放送が優れた番組を制作し、みなさんに提示できた。グランプリ、準グランプリの(ラジオ部門含む)4番組中、3番組はローカル局制作のものでした。なかなか東京からは見つけにくいものを丁寧にすくいあげた作品が多かった。地域の人たちの理解や協力があってのもとで制作し、共に考えた成果が出たと思っております」と評価。「こうした機会をもっと増やさないといけないなと思っております。放送が社会の役に立っていること、存在感を社会に向けて積極的にアピールしていきたい。次回以降にもぜひご注目を」と語った。
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