櫻坂46が“聖地”で4周年ライブ 山崎天「5年目、こんなもんじゃないよ!」さらなる飛躍誓う

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2024年11月25日 00:01  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46。左から守屋麗奈、山崎天、田村保乃、藤吉夏鈴、井上梨名、谷口愛季、増本綺良(上山陽介氏撮影)

櫻坂46が24日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」を開催した。同所での公演は昨年のアニバーサリーライブに引き続き2度目。昨年と同じく2日間で7・2万人を動員し、同所史上最大動員数を再び記録した。グループの“聖地”に新たな歴史を刻み、5年目に向けてさらなる飛躍を誓った。


◇  ◇  ◇  


4周年のお祝いは、うれしいサプライズで幕を開けた。田村保乃(26)が「Buddies(ファンの総称)、会いたかったよー!」と叫び、冒頭からメンバーが客席通路に登場。手が届くほどの至近距離でファンと交流し、スタジアムの熱気は急上昇した。


1年ぶりに超満員の“聖地”に帰ってきた。チケットはステージバック席まで即日完売したといい、ペンライトの光がスタジアム一面に広がった。キャプテン松田里奈(25)は「櫻坂46がZOZOマリンスタジアムに帰ってきたぞー!」と叫び、山崎天(19)は「360度どこを見てもすてきな景色!」と喜んだ。


大園玲(24)は「私たち、4歳になりました! Buddiesの皆さんも一緒に年を重ねているということで、4歳ということ」とにっこり。メンバー全員でバースデーソングを歌唱し、4周年を祝福した。


グループは15年8月に欅坂46として結成し、20年に櫻坂46に改名。昨年NHK紅白歌合戦に2年ぶりに返り咲いた勢いそのままに、今年6月には約2年ぶりの東京ドーム公演を開催。同月発売の9枚目シングル「自業自得」はグループ史上最高のCD売り上げを記録した。このほど2年連続の紅白歌合戦出場を決めるなど、快進撃を続けている。


ステージではキレキレのダンスから愛嬌(あいきょう)たっぷりのファンサービスまで、多彩な魅力を発揮。「もう一曲 欲しいのかい?」では、山下瞳月(19)が「ZOZOマリン、まとめてかかってこい!」と大絶叫。激しいアオりに、会場のボルテージは急上昇した。


本編最後には、最新シングル「I want tomorrow to come」をライブ初披露。緩急のある卓越したパフォーマンスで、楽曲の世界観に引き込んだ。センターを務める山下は「私自身この曲にすごく心が救われたし、皆さんにとってもそうだったらうれしいなと思っています」と涙を浮かべた。


山崎はグループ改名当時を振り返り「この先どうなっていくんだろう、櫻坂らしさって何だろうって不安でいっぱいの時期がありました」と吐露。「櫻坂がピンチだったときにBuddies(ファンの総称)が側にいて助けてくれたように、私たちも皆さんの心のよりどころになれるようなグループでいたい。5年目、櫻坂こんなもんじゃないよ! 推してて損はさせない覚悟でいます!」。


松田も「櫻坂がある限り、ゴールはないと思っています。目標としていた東京ドームに立てました。でもまだ上が、先があると思っています。これからも一緒に櫻坂と歩んでくれますか?」と語りかけた。スタジアムには3・6万人の大歓声が響き渡った。


空には大きな花火が打ち上がり、4周年を盛大に祝福。節目の5年目に向け、聖地から新たにスタートを切る。【玉利朱音】


○…一期生の小池美波(26)は昨秋に活動休止していており、今回初めて同所のステージに立った。「去年はみんなのことを客席から見ていて、正直私って櫻坂に戻れないのかなって思っちゃっていました」と涙。「だけどみんなが本当に温かくて、ここで4周年を迎えられてすごく幸せです」と話し、大きな拍手を浴びた。山崎は「みんな待ってました!一緒にステージに立ててメンバーもBuddiesもハッピーハッピーです!」。腰の療養のため活動を一部休養している三期生の小田倉麗奈(20)は、MCとアンコール、ユニット曲「標識」のパフォーマンスに参加した。

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