(左から)パーソナリティの山崎怜奈、藤原一裕さん
◆もともと本を読むのも嫌いだった
れなち:藤原さん!「note 創作大賞」受賞おめでとうございます!
藤原:ありがとうございます!
れなち:藤原さんが投稿された「妻が怒りの赤鬼化」という作品が、「note 創作大賞 2024 オールカテゴリ部門 読者賞」を受賞されました。この“読者賞”というのが、PV(ページビュー)数なども総合的に判断されて決まるそうですね。
藤原:そうなんです、読了率なんかも(審査基準に)あるそうです。ただ正直、読者賞で獲るとは思っていなくて(苦笑)。実はエッセイ部門にも「パパの号泣出産立会い日記」という作品を出していて、それが(エッセイ部門の)中間選考を通過した47作品に残ったから、そっちで獲れるかもしれないと思っていたら、エッセイ部門は落ちて読者賞をいただけました。
れなち:この創作大賞の応募総数は5万2,750作品! 倍率がとても高かったわけですが、文章はもともと書かれていたのですか?
藤原:全然です。(子どもの頃は)読書感想文を書くのも嫌いやったし、本を読むのも嫌やったし……。
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藤原:ただ、2017年に小説(「遺産ゲーム」KADOKAWA刊)は出していて、例えば、コントを作るんですけど“1回だけやって2度とやらないコント”が90本ぐらいあったんです。“あれだけ頑張って作ったのに、もう日の目を見ないんや”と思ったときに“文章っぽく残しておけないかな?”と思って書き始めたら意外と小説にできて。それが中途半端な自信になって“noteも書けるんじゃないの!?”と思って投稿を始めたのが、今も続いている感じですね。
◆投稿時は「“炎上しちゃうだろうな”と…」
れなち:藤原さんは“これはエッセイにできる”みたいなことが起きたときに、メモを取ったりしていますか?
藤原:noteを始めてしばらくしてからはメモするようになりましたけど、最初は“noteを書こう”と思ったタイミングで“何か書けることってあったかな?”と思い出すパターンでやっていました。
れなち:読者賞を獲った「妻が怒りの赤鬼化」は、7歳になる長女と奥さんとのエピソードをつづった作品ですが、ものすごい数の“スキ”がついていますね!
藤原:でも最初はちょっと怖かったです。というのも、作中には奥さんが娘をすごく怒っている話とか、僕が新婚旅行で大失敗するエピソードとか、家族のネガティブな部分も描いているので、(読者から)“非難されるだろう”とか“炎上しちゃうだろうな”と……。
れなち:日常生活のなかで、どの家族にも起こりえる“あるある”ではあるけれど、そういうちょっとドキッとする場面を書くって……。
藤原:勇気はいりますよね。僕はYouTubeチャンネルもやっていて、そこでは(家族と)明るく楽しくやっているけれど、noteでは“こういう一面もあるよ”っていうところを載せている感じですかね。
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藤原:僕の作品が中間選考で残ったときに、ほんこんさんが「(モノマネしながら)才能あるんやて?」って言うて(笑)。ほんこんさんらしい言い回しで褒めてくださいました。あと受賞したときにNON STYLEの石田(明)がコメントをくれて。3年後輩なんですけど、ああいう優秀で尊敬する後輩に褒められたら、やる気もすごく出ますね(笑)。
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11月19日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年11月27日(水) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
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