「資産運用立国議連」が石破総理に提言書を提出

岸田前総理ら自民党の資産運用立国議員連盟は26日、石破総理に「iDeCo」など確定拠出年金の大幅な拡充などを柱とした提言書を手渡しました。

岸田前総理が会長を務める「資産運用立国議連」は、資産所得の倍増を目指して設立されたもので、議連のメンバーは26日、官邸を訪れ、石破総理に提言書を手渡しました。

提言書には、▼iDeCoや企業型DC（=確定拠出年金）の拠出限度額の拡大や、▼新NISAの更なる利便性向上に向けた施策などが盛り込まれ、岸田総理は来年度の税制改正の議論などに反映するよう求めました。

石破総理
「与党と一緒に、とりわけ自由民主党の中で、税調含め連携しながら話を進めて参りたいと思っている次第です」

また、石破総理の政権運営について記者団に問われた岸田氏は、「ヨーロッパ諸国はほとんど少数与党だが、各国は知恵を出して政権を維持している」と指摘した上で、「何よりも国民のために結果を出す政治を実現しなければならない。石破政権には、ぜひ頑張ってもらわなければならない」とエールを送りました。