エルトン・ジョン、感染症で右目の視力を失ったと告白「何も見えず、歌詞も読めない」

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2024年11月27日 08:21  Techinsight Japan

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目の感染症を患い、右目の視力を失ったと告白したエルトン・ジョン。ものを見たり、文字を読むことができなくなったという(『Elton John Instagram「A magnificent rocket of romantic artistry and full on glamour was launched」』より)
英シンガーソングライターのエルトン・ジョン(77)が、右目の視力を失ったと告白した。エルトンは9月に声明を発表し、夏に重度の目の感染症にかかり、その回復に時間がかかると伝えていた。しかし、視力は戻らず、新たなインタビューで「何も見えない」と明かした。エルトンは歌詞が読めないため、新曲のレコーディングが難しいと語っている。

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エルトン・ジョンは9月3日(以下、日付はすべて現地時間)、自身のInstagramで声明を発表し、夏の間にかかった重度の目の感染症から回復中だと伝えた。

「この夏の間、私はひどい目の感染症にかかり、残念ながら片目しか見えなくなってしまった。治癒は進んでいるが、非常にゆっくりと進行しており、視力が戻るまでは時間がかかるだろう。」

「この数週間、私の面倒を見てくれた医師や看護師、さらに家族にも感謝している。この夏は自宅で静かに療養し、治療と回復の進展について前向きだ。」

最後に「愛と感謝をこめて」と記し、直筆のサインを添えた。


そんなエルトンが11月25日、自身の新しいドキュメンタリー映画『Never Too Late(原題)』のプロモーションのため、米TV番組『Good Morning America』にゲスト出演した。

エルトンは「しばらくの間、何もできなかった。ただ支えられるだけだった」と述べ、現在の健康状態について語った。

「私は南フランスで目の感染症にかかり、残念なことに、7月に右目の視力を失った。右目が見えなくなってから、かれこれ4か月が経過している。左目の状態もあまり良くない。大丈夫だという希望と励ましはあるが、今はちょっと行き詰まっているんだ。」

さらにエルトンは、TV出演などは可能であるものの、新曲をレコーディングすることは難しいと伝えた。

「こういうことはできるけど、スタジオに入ってレコーディングできるかどうかは分からない。まず、歌詞を読むことができない。」

エルトンはパートナーで映画制作者のデヴィッド・ファーニッシュ(62)との間に、代理母を通じて授かった息子ザッカリーくん(13)とイライジャくん(11)がいる。

エルトンは失った視力を回復させるため、家族や周囲の人々とともに力を合わせ、前向きに頑張っているという。

「みんなで、もっと良くなるように取り組んでいるんだ。今のところ、最も集中しているのはこのことだ。このようなことが起こるのは、決して幸運なことではないからね。」

「正直なところ、衝撃を受け、打ちのめされた気持ちだった。何も見えないし、何も読めない。視覚的なものを楽しむこともできない。」

視力を失ったショックを語る一方で、エルトンは持ち前の明るさでこれまでの人生への感謝をこのように述べた。

「私はドキュメンタリーを誇りに思うし、息子たちのことも誇りに思っている。自分自身に対する姿勢や、今起こっていることも名誉だと思う。私は非常に幸運であり、本当に感謝している。」

そして「私は強い意志を持ち、多くの経験を積み、困難を乗り越えて成長してきたんだ」と力強く語った。


エルトンは過去に多くの健康問題に直面しており、2021年には転倒して腰を痛めたことで、同年の『フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード』ツアーの日程を延期した。

2023年8月にはフランスの別荘で転倒し、病院に搬送された。その後、退院したものの、ファンからは心配する声が上がっていた。



画像は『Elton John Instagram「A magnificent rocket of romantic artistry and full on glamour was launched」「What an unforgettable night at the Elton John: Never Too Late premiere!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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